お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

明るい夜間採集

2019年04月20日 | 採集
 今日は土曜日で夜間採集の日。いつもの港へ行くと周りや先の方の山まで良く見え、とても明るい。大潮で満月な為、月明かりでとても明るい。夜間採集は夜の港の外灯に集まる魚を採集するのが目的であるが、全体的に明るいと魚が集まらない。夜に灯火して魚を集め、操業する巻き網漁が満月の時は明るくて灯火しても意味がなく出漁しないのと一緒であり、満月の日はこの夜間採集的にも条件が悪い。あまり期待せずに見回るが、やはり魚の姿が無い。そのような状況の中、逆に外灯から一番遠く暗い場所に数個体の小魚を発見し、採集。見るとスズキの幼魚である。ヒラスズキの幼魚かもしれないが、最近は定置網でスズキがよく獲れており、更に今年は多い感じである。このスズキの幼魚も私と一緒で外灯に集まる小魚を狙って集まっているのだろうけど、今日はお互いに当ての外れた日となる。

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初確保 シロブチハタ

2019年04月16日 | 市場
 今日は定置網漁の操業を終え帰港すると、市場の活魚水槽に見慣れないハタの仲間が泳いでいるのを発見。今までに定置網や市場では見たことのないハタである。体側に小黒点が散在するハタの仲間は多く難しいが、図鑑では見覚えがあるのだが、魚種名までは出てこない。ハタの仲間なので高値の魚ではあるが、幸いサイズが小さいので標本用に確保する。家に帰り調べると直ぐにシロブチハタであることがわかる。今日は丁度息子が帰る日で鹿児島空港まで車で送るので、鹿大にちょっと寄って標本を持ち込むことにする。だが、大学に寄ると時間が経つのを忘れてしまいそうで、飛行機に間に合わなくなる恐れがあるので、大学には入らず、門の所で学生に渡し、そのまま空港へと向かう。シロブチハタは一応県本土初記録のようである。

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夜間採集

2019年04月13日 | 採集
 今日は夜間採集の日。今回も息子との参戦となり、息子はまた釣りをする。先週は息子の釣りが気になり、採集が疎かになってしまったので、今回は採集に集中する。魚を探すとヨウジウオの仲間を発見し採集。普通のヨウジウオのようである。その後はなかなか魚が見つからないので、スロープに移動し散策。するとヒラメの幼魚を発見し、採集。結局これで終了し、本日も収穫なし。息子も小さなカサゴばかりでお互いに採集した魚は全てリリースし、手ぶらで帰宅となる。

ヨウジウオ


ヒラメ幼魚
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息子との夜間採集

2019年04月06日 | 採集
 今日は土曜日で夜間採集の日である。たまたま息子が帰って来ており、夜間採集に誘うと釣りをしたいという事で一緒に行くことになる。息子との夜間採集はもう10年振りくらいだろうか。その当時に息子が採集した魚は採集者を息子の名で標本登録済みである。私はいつも通りタモ網片手に岸壁を歩き回りながら魚を探し、息子は岸壁で釣りをする。息子は次々とカサゴを釣り上げ、そのたびに見に行く。その為、自分の採集はなかなか身が入らない。結局、私の採集は収穫なく、息子がカサゴにオオスジイシモチを釣り、終了。釣り上げたカサゴの中から食べられそうな大きなものを選び、あとは放流する。結果的に標本としては収穫なしであるが、何だか楽しい、また懐かしい採集となった。


オオスジイシモチ


カサゴ
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