お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

ダツ類幼魚

2015年04月25日 | 定置網
今日は定置網でダツ類の幼魚が獲れる。幼魚ではあるが体長の長いダツ類なので、細いものの小さくても大きな幼魚である。標本用に確保する。持ち帰り稚魚図鑑を見ると、上顎より下顎がかなり長いのでヒメダツ属、ハマダツ属、ダツ属の幼魚とわかる。だが、自分での同定はここまでが限界。ここで良く獲れるダツ類がハマダツである。だがたくさん獲れるというだけの推測である。あとは魚ボラに任せる事にする。


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やっぱり夜間採集

2015年04月21日 | 採集
 今、家の水槽にヨウジウオが数尾いる。その他小さな魚達がいるので夜にいつも夜間採集を行っている港へプランクトンを捕りに行く。一応、港へ行くので夜間採集用の道具も持って行く。海面に懐中電灯を照らすと直ぐにプランクトンが集まり、あっという間にプランクトン採集は終わる。だが、やはり魚も探してしまう。すると水面に小さなものがコソコソと動いている。網で掬うとセミホウボウの幼魚である。定置網でも今後セミホウボウの幼魚が獲れるようになるが、これだけ小さな個体は見るのも初めてである。その後も色々と魚の幼魚を採集。標本として確保する。結局今回も魚の採集がメインとなる。

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イレズミミジンベニハゼ

2015年04月09日 | 定置網
 今日は定置網漁で網を起こしていると目の前にオレンジ色の小さな固まりが浮いてくる。魚のように見えたのでタモ網で掬うとイレズミミジンベニハゼである。イレズミミジンベニハゼは定置網の網替え作業をする時に、汚れた網と一緒に船に揚がって来て採集できるという、ここでは変わった採集方法で確保できる魚である。今回は自ら捕まえてくれと言わんばかりに突然目の前に浮いて来るという、今までで一番簡単で楽な採集となる。今までに標本として確保しているので生きている為、今回は家の水槽で飼う事にする。
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好きなタイドプール採集

2015年04月08日 | 採集
 先日、枕崎へ行った時に時間があったので、昔からお気に入りのタイドプールへ行った。予定していなかった為採集道具は一切持っていなかった。だが、タイドプールを覗くと手に取って見てみたい魚がたくさん確認できた。そこで今日は時間があったので採集目的でその場所へ向かう。ここは溶岩質の岩場であちこちにタイドプールが出来る。なぜか私が住む町はタイドプールが無く憧れの場所である。広い海では採集し難い魚も狭いタイドプールでは採集しやすく楽しい。この場所は圧倒的にイソギンポ科の魚が多い。そんな中、小さなカサゴが獲れる。自分としては採集したことも無ければ見たことも無い感じである。持ち帰り調べるが魚種を特定できない。とりあえず標本写真を撮り魚ボラの標本用に冷凍保存する。





後日、魚ボラの先生に写真で伺うとグアムカサゴと同定されました。




コメント (2)
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枕崎シーコレクション

2015年04月05日 | 日記
 今日は枕崎へ行く。大学を卒業して県漁連に就職した魚ボラの学生がいる。県漁連に就職した事も予想外で驚いた。運良く中央市場に配属され、日々魚と戯れる事が出来て良かったと思っていた。また、県漁連という事で一緒に仕事をしたこともある。そんな彼が県漁連を辞め、自ら運営団体を立ち上げ、枕崎のお魚センター内の一角に「魚の街・海の博物館 枕崎シーコレクション」をオープンさせた。以前から彼に話は聞いていたが、こんなにも早く本当に成し遂げるとは驚きである。自ら枕崎へ引っ越し枕崎市民となりこれからは枕崎を拠点として活動とは彼の強い意気込みが感じられる。オープンまで漕ぎ着けた事も凄いが、今は集客の少ない枕崎お魚センターなのでこれからが正念場である。今後の彼の行動に期待を込めて注目したい。




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