goo blog サービス終了のお知らせ 

真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

乱脈経理 より「目次」

2011-10-24 23:48:14 | 創価本の紹介

右の欄にありますカレンダーをご覧になっていただくと一目瞭然かと思いますが、このブログ、ほぼ毎週日曜日更新で進めてました。

しかし!23日の日曜日はOCNのメンテナンスでログインできず…ブログの更新ができませんでした。

というわけで、平日の今日は簡単に矢野元公明党委員長の新刊「乱脈経理」の目次をお伝えします。とはいえ量は結構ある…。

私は今のところ、半分くらいまで読みました。

この時点での感想を言うならば「アホか!」と。誰に向かってか?それは国税庁に向かってですよ。

自分達から「ワテら怪しいでっせ」と言っているほぼアウトな団体に、なんでそんな甘いことするかな~?

いくら矢野さんの尽力という名の妨害があったとしても、「ちゃんと仕事してよ!」って言いたくなります。

20年前のことですが、その時にちゃんと仕事してたら、多くの人が学会によって苦しい目・悲しい目に遭わされずにすんだかも知れないというのに…。

さあ、そんな学会と池田氏の公私混同、使いたい放題乱れきった乱脈経理を記した一冊をご紹介します。

乱脈経理 創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント 乱脈経理 創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2011-10-21

乱脈経理 創価学会VS国税庁の暗闘ドキュメント

まえがき
 池田名誉会長からの贈り物
 「捨て金庫事件」
 「黒い手帖」の中身

第一章 押し付けられた交渉役
 発端
 警察庁幹部が挙げた池田最側近の名
 金は誰のものか
 池田氏からの預かり物
 大蔵省首脳たちとの宴
 国税対策を頼まれる
 池田氏の公明党攻撃
 殿のご乱心
 捨て金庫事件で金丸副総理に相談
 住職誘拐事件
 国税庁長官への電話
 国税が学会本部へ
 学会員の寄付
 宗教法人への課税問題

第二章 ブラックボックスだらけの学会会計
 学会の経理
 「矢野さん、頼む」
 旨みの大きい墓苑事業
 大蔵事務次官らの歓送迎会
 『週刊文春』にすっぱ抜かれる
 極秘会談
 大蔵官僚との交友
 三点セット
 前門の虎、後門の狼
 池田氏所有の絵画にも

第三章 国税幹部たちとの攻防
 特金問題
 出口戦略
 池田氏の収入
 ファミリーにはふれさせない
 譲れない六項目
 ドイツ統一の日に
 帳簿の改竄
 情報漏れ
 反面調査
 宗門との決裂

第四章 ルノワール事件と宗門戦争
 六〇億円の申告漏れ
 一一コンビ
 湾岸戦争と税務調査
 納税額をもっと減らせ
 ルノワール事件
 矢面に立たされた八尋氏
 池田名誉会長は知っていた
 修正申告のタイミング
 大喜びした池田氏
 墓苑会計にメス
 慰労会
 料調課長の怒り
 「マムシの坂本」登場

第五章 竹下登か小沢一郎か
 損失補填問題
 「学会内は無茶苦茶だ」
 次々発覚する学会側の隠し事
 警視庁と国税の対立
 P献金
 竹下登元首相との会話
 自公合体
 国税の強硬姿勢
 池田氏はヒステリー状態
 学会内部からの投書
 池田氏の公私混同と狂乱財務
 宗門からの絶縁宣言
 「ウルトラC」
 「小沢の面子が潰れる」
 束の間の休戦

第六章 そして闇は残った
 荒れる市川氏
 ターゲットは名誉会長
 フランスでの「カルト認定」
 「竹下さんの顔を立てた」
 そして税金はゼロに
 池田氏からのねぎらい
 議員引退
 本山追い落としのために国税に投書
 石田委員長の裏切り
 竹下元首相を使い捨てに
 「みんな学会から追い出される」

あとがき


セクト十項目 「公権力への浸透の試み」

2011-06-12 18:47:49 | 創価本の紹介

池田大作の品格〈PART2〉創価テロリズムを許すな より

第三章 なぜ「創価テロリズムというのか」
創価のカルト構成要件10項目

⑩〈公権力への浸透の試み〉

 第二代戸田会長は、政治の腐敗を憂えて真の政治家を育成するということから、信仰を基盤とした高潔な人材を国会に送り込むという指導をしています。ところが池田大作は、この戸田会長の精神を都合のいいように捻じ曲げ、日本制覇という野望のために、公明党の設立を目論み、公明党議員たちを己の走狗にしてしまいました。公明党議員の汚職や贈収賄事件は恒常化しています。更に、新銀行東京への「口利き」に象徴される、不明朗な公権力の行使など、今や、かつての自民党を遥かに凌いでいるとの批判があります。

~後略

公権力といえば公明党。

参議院「法務委員長」、東京都議会で「警察・消防委員会副委員長」のポストを公明党が40年以上にわたり独占してもいます。こういうことは他の政党には勿論見られないことで、異常なことです。

検察と司法を所管する「法務委員会」と警視庁を所管し予算と人事に影響を及ぼす「警察・消防委員会」に拘る姿からは、どのような意図を見出されることでしょう。

二代目の戸田会長が本当に「信仰を基盤とした高潔な人材を国会に送り込む」と考えたのかは分かりませんが、基盤となる信仰がそもそも問題なのではないですか。

国会議員であろうとどのような信仰を持つのも自由でしょうが、国のため、国民のために働く国会議員がそれを差し置いてイチ宗教団体を優先するということはあってはならないことです。

そのあってはならないことを奨励する信仰が基盤ではね…。

また「大鳳会(おおとりかい)」という外務省内の学会員さんで構成される組織があります。

かつては池田氏が海外に行く際に現地の大使館員が空港にお出迎えするよう便宜を図ったり…などのお仕事をされていたようで。

また大鳳会は皇太子妃雅子様への接近でも、度々話が持ち上がります。

このような官僚・法曹界などの国家権力中枢への学会員を送り込もうとする所謂「総体革命」。

しかし「総体革命」の一分野が公権力であるだけなんですよね。

小さな組織で言うと以前チラッとコメント欄で紹介したコオロギ丸さんのブログ「嫌創価流」にて、学会の「地域本部」というものが記事にされています。

簡単に言うと町内会やPTA、民生委員などの地域の役職を学会員さんで組織しようというものです。

大きな組織では公明党がトップでしょうか。

PTAの役員やって何のメリットがあるのか?と思いますが、これは単純にトップ組織の公明党への集票活動の常態化です。

他にも各家庭のプライベートを掌握することで学会にはメリットがたくさんありますね。票以外にも数の報告をしなければならないことはたくさんあるので。

そういえばフランスのセクト(カルト)指定はこの「公権力への浸透の試み」が一番問題視されたというようなことを見た記憶があるのですが、何処で見たんだったかなぁ~。

「フランスをはじめとした欧米では仏教は理解がないから(セクト指定された)」なんて、たまに学会員さんは都合の良い解釈をされていますが、フランスでは乱立する新興宗教を取り締まるべくこのような制度を設けた…つまり創価学会は問題の多い新興宗教とみなされた、というのも何処かで見たんですがどこで見たんだったかなぁ~。

ちゃんと情報を整理しておかないといけませんね。膨大すぎて…、なんて言い訳ですが。

またちゃんとしたソースが判明しましたら記事にします。それまで上の2つについては噂程度に思っていてください。


セクト十項目 「裁判沙汰の多さ」

2011-06-05 12:55:52 | 創価本の紹介

池田大作の品格〈PART2〉創価テロリズムを許すな より

第三章 なぜ「創価テロリズムというのか」
創価のカルト構成要件10項目

⑧〈裁判沙汰の多さ〉

 これは、多くを語らずとも、池田創価学会の「裁判沙汰の多さ」は突出しています。学会員弁護士数百人を抱えていますから、すぐ「告訴」して、相手に圧力をかけることを常套手段にしています。普段、裁判活動に慣れていない文化人・マスコミ・一般人は、裁判を起こされただけで、戦意喪失してしまいます。豊富な資金をバックに、学会員を焚き付けて、反対勢力に襲いかかることまでしています。まさに、有害カルトの面目躍如といったところでしょうか。そして、聖教新聞などの内輪の情報操作として、相手を打ち負かしたとして「連戦・連勝」と騒ぎたて常に仮想的を作り、「戦おう! 勝利しよう」と煽っています。池田創価学会は、一種の興奮状態を作り続けているのですから、異常な宗教団体といわれてもいたしかたありません。
 それでは、創価学会が提訴した裁判結果はどのようなものであるかというと、聖教新聞などで「全て勝利」といっておきながら、実は、
全体の80%が負けている現状です。もちろん、学会員には正確な情報を伝えていません。

 ~後略

創価学会の大本営発表は私たちには当たり前のことですから、この敗訴が多い裁判結果も当然知っています。

でも、とうの学会員さんたちが知らないとはね…。知らないでいられる状況っていうのが凄い。

ちなみにうちの母親も知りませんでしたよ。裁判で負けてるって。

司法で断罪されるということはどういうことか。

何だかシレッと「負けてる?あーハイハイ」と流している感じがしますが、それってつまり多くは「犯罪を犯した」と認定されたわけですからね。

個人の学会員がしたことではない、学会組織が関与したと認められた事例もあります。

学会組織が犯罪に関与したと、裁判で断罪されているのです。

この裁判の乱れ撃ちは上記のように相手の戦意を喪失させる、という目的のほかに、批判自体を封じ込める効果も持っています。

つまり「何か言うとすぐ裁判起こされるから…」と相手を萎縮させるのです。しかもお抱え学会員弁護士がずらずらっと並んでいるのですから、真向から裁判上等!という一般人はまずおりませんね。

それとネガティブキャンペーンです。裁判を起こされる、というのはマイナスイメージになりますからね。

そういった意味でも、現在学会(会長・副会長・学会員)を訴えて裁判係争中である希望さんは、大変な勇気と気骨の持ち主であると仰ぎ見るばかりです。(白バラ通信 パンドラの箱にて裁判の内容を掲載されています)

このカルトの要件十項目というのは、矢野氏の「黒い手帖」にも詳しく書かれていまして、またそちらも紹介したいと思います。


セクト十項目 「公秩序の撹乱」

2011-05-29 17:17:34 | 創価本の紹介

池田大作の品格〈PART2〉創価テロリズムを許すな より

第三章 なぜ「創価テロリズムというのか」
創価のカルト構成要件10項目

⑦〈公秩序の撹乱〉

前略~

 身近な例を上げると、今まで何の問題にもなっていなかった組織やグループが、創価学会及び公明党関係者が加わったために、安定さや安寧の環境が破壊され出したという相談が多くなりました。PTA組織、NPO組織、互助会組織、地元のサークル活動、自治会組織、マンション管理組合、会社内組織等々のあらゆる組織内で、秩序の破壊が進行しています。それは、公秩序という社会環境にまで蔓延しており、池田公明党の党利党略の実態や、学会員を公的機関に「斡旋・ごり押し」「口利き」などの粗暴行為を行い、関係者を悩ませています。
 池田大作は言います。

「口八丁、手八丁でよ、なんでもうまくやるんだ。目的のためなら皆な謀略(ぼうりゃく)じゃないか。一般社会だって利益のためならあらゆる手段を使う。うちは信心を守るため、学会を守るためだ」(扶養研修所での指導 昭和五十一年六月一日)

 目的の為なら、謀略有りのあらゆる手段も良しとする池田創価学会は、公秩序の撹乱も辞さないという考えです。かつて池田大作は、学会員に向かって、「もし、創価学会に対し不当な弾圧があれば、国会に押しかけ、会長先生が死ねといえば死にましょう」(要旨)などと、国家の秩序を混乱させるような指導をしていました。また青木青年部長(当時)は、国会に青年部が一〇〇万名で押しかけ、国会の機能を停止させるとの話をしていました。「学会に不当な弾圧」とか「青年部の怒り」とかの発言で、社会に不当な圧力をかける恣意行為は、許されるものではありません。

この「公秩序の撹乱」を助長しているのが公明党の存在でしょう。

それだけに権力を持つものは、より誠実さが求められるものではないでしょうか。

とあるネットニュースでありましたが「何故社長の給料が一番高いのか」というテーマで、その答えは「最も嫌な仕事を引き受けなければならないから」というものでした。それは何かあったときに責任を負う人間である、ということです。

その昔ダウンタウンの浜ちゃんが主演のドラマでもありました。

社員のミスにより客先に謝りに行くシーンです。

「スンマセン、課長はちゃんとやってくれはったのに…」

「部下がミスしたら上司が頭下げる。そのために俺(課長)はお前らよりちょっとだけ高い給料もらってるんや」

という感じのサラリーマンのやり取りです。会社だけでなく、これはどこの組織でも言えることです。

トップは関係ない、そんな言葉で済まされるのはどこかの宗教団体だけですね。

今回もちょっと脱線しちゃいましたか。

公秩序の撹乱という意味では、撹乱が目的ではなくご存知「総体革命」を目的として行動したがゆえに撹乱が引き起こされていく、というのも多いと思います。

そして何故撹乱するかと言えば、創価系ブログのコメント欄でバリ活さんとアンチが全く噛み合わないように、話の「前提」がまず違い何かを受け入れるという体制が学会側にないことが原因の一つになっていると思います。

もう一つ大きな原因としては、「世法(社会ルール)より国法(法律・憲法)、その上に仏法(学会の教え)」という指導があることでしょうか。

敢えて書いておきますが、学会員さん全員がこのような考えではないということは分かっております。

それでも実際にこの学会の指導の下に、特に選挙での違反、そして批判者・脱会者への誹謗中傷、盗聴・ストーカーなどの犯罪に手を染める学会の方が後を断たないのも事実です。

さて、では上に敢えて書いた学会員さんたちは、これらを見過ごすのか見捨てるのか。知らないはずはありませんし、それならそれで更に問題です。そして最たる責任を負う立場であるはずの名誉会長に責任はないのか。こちらこそ知らないわけはない。

手塚治虫のマンガにこのような台詞が出てきます。

「なにが悪といって 犯罪を見逃して目をつむるほど下劣な悪はありませんよ」

今のところ撹乱するのを止めることができるのも、学会だけだと思うのですが。

他所から止められるときは学会の崩壊の時に他ならないと思っています。


セクト十項目 「住み慣れた生活環境からの断絶」

2011-05-22 17:29:57 | 創価本の紹介

池田大作の品格〈PART2〉創価テロリズムを許すな より

第三章 なぜ「創価テロリズムというのか」
創価のカルト構成要件10項目

③〈住み慣れた生活環境からの断絶〉

 創価学会員になると、学会活動が非常に忙しくなります。子供にも構っていられないほどの忙しさです。

~中略~

私が組織センターにいた頃、こうした組織運営では、「考えようとしない学会員」、または「思考停止した学会員」を作ってしまうことを懸念していました。上司の秋谷(第五代会長)に相談し、池田大作に提言することにしました。毎日、毎日予定がぎっしりなので、「月間の活動単位を二ヶ月単位乃至三ヶ月単位にすること」という内容でまとめ、池田への報告書にしました。余裕を持つと、学会員は、創価学会という村社会から、一ヶ月に一週間から一〇日あまり、家族サービスや外部の人たちとの交流ができるという提言でした。
 報告書を出して一週間後、池田大作から、その「報告書」が戻ってきました。そこには、赤エンピツで大きく
「何を考えている。このバカ!」という文字が書かれていました。
 池田大作は、学会員に「いとま」や「考える時間」を与えてはならないと、常に思考しています。学会員を馬車馬のように扱き使うことが組織の要諦である、と確信しています。
 学会員を、情報操作により、他人や外部の意見に耳を貸さなくさせる、そして、現実に起きている社会現象すら、学会本部(大本営)の見解を信じ込ませるような思考回路にさせていきます。それは、「住み慣れた生活環境からの断絶」であり、考えるゆとりを持たせない、学会流マインドコントロール教育の実情といえます。

以前にとある掲示板で学会のMCについて語られていました。

そこでは「熱心な信者(妄信)だから 活動家になる」のではなく、「活動するから 熱心な信者(妄信)になる」のだとありました。

始めに信仰心のあつさがあるわけではなく、
活動していく先に、強信な信者が生まれるんです。

ということは…
日常的に活動するように仕向ければ良いわけです。

その【活動をさせる】ために
【活動には 功徳がある】
このキャンペーンがあったんです。
折伏に功徳がある!!
選挙のF取りに功徳がある!!
財務に功徳がある!!
と。

学会がここまで発展したのは、正法だからとか関係なくまさに「活動させた」からであると。

活動すると、様々なものを失います。

労力、時間、人間関係、お金…などなど。

その失ったものを正当化させるために、活動には意味(功徳や世界平和)があると思い込んでいくのです。組織に強制されるわけでもなく、心理的に自ずとです。

確かアメリカの実験でもありましたね。(社会との断絶とは関係ないですが)

単調な作業をAグループは高額な報酬で、Bグループは低額な報酬でバイトさせます。バイト終了後、両グループに仕事の感想を質問します。

すると高額な報酬をもらったAグループより安い報酬で働いたBグループの方が仕事に充実感があったと回答する傾向にあったとのことです。「この仕事は単調だか重要な仕事だった」とか「意義のある仕事内容であった」のように。

これは、Aグループはつまらない仕事でも高額な報酬によって労働時間の対価を見出せたのです。「つまんねー仕事だったけど、バイト代良かったから、まぁいいや♪」とね。

しかしBグループはつまらない仕事に費やした労力・時間を、仕事内容を過大評価することによって自分を納得させようとする心理が働いたというものです。「あーあ、なんでこんなつまんねーバイトしなきゃなんねーの?…いやいや、よく分かんないけど必要な仕事だったんだよな。うん」みたいな。

そして私の母親もそうですが、特に女性の学会員さんは外部のお友達は少ないように感じます。婦人部ともなれば尚更。

あるいは表面的にはお友達でも、心の中で「内部の人だから・外部の人だから」と線引きしたり。

このことを見ても、一般社会からの断絶を表す一つの現象になるのかなと思います。