あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

いちいちエモい! 金子達仁のサッカーコラム

2022-10-26 | スポーツ
住んでるマンションにお友だちがいないボクであるが(気楽っちゃ気楽)。
たまにエレベーターに乗り合わせた住人と言葉をかわすことも。
この夏、2度ほど遭遇したのはサッカー練習帰りの少年(小学生)だ。日本代表ユニフォームに身を包んだ彼は日に焼けて眼光鋭く、幼いながらも精悍だ。
ここで黙っちゃいられないのがボク。
我:「サッカーの練習ですか?おつかれさまです」
少年:「はい、ありがとうございます」
我:「日本代表ですね・・・ミトマ・カオル君ですか?」
少年:「(首を振り)クボ・タケフサ です」
なるほど、君は(日本代表の)久保建英だったのか~ それは失敬。
***
あとひと月に迫った、サッカーW杯カタール大会。
代表メンバー26名が発表されるのは11月1日(火)の午後2時。この運命の瞬間を多くのサッカーファンはどこで迎えるのだろう。考えただけでもドキドキしてくる。
が、一方でプロ野球ほどは盛り上がらない、この現状に憂いてもいる。
普段サッカーを殆ど見ないボクだが、W杯は日本代表の試合を全部みたいし、大いに盛り上がってほしい。こんな風に思うのも、スポーツライター金子達仁氏の影響が大きい。

以前ここでも紹介した、金子達仁氏のサッカーコラム「春夏シュート」。なかでも8月27日のコラム「”悲願”達成へ 足りないW杯日本代表への期待」には「なるほど!」と大いに頷いた。
コラムの中で金子氏はこう述べている(抜粋)。
●カタールW杯を間近に控えたこの国にとっての”悲願”はなんだろうか。
●森保監督が掲げる「ベスト8」は、国民的な悲願たりえているだろうかー そうは、思わない。
●叶わない悲願はないかもしれないが、悲願と認められるレベルにならないと大きな願いは叶わない。
●要は、どれだけ日本代表の躍進を期待する声を高めていけるか。それが、W杯を戦う上での大切な要素になりそうな気がするがー いまもまだ、まるで足りない。

そうだよな~ このままだとヤバいよなぁ。
日本サッカー協会もそれなりに頑張ってはいるらしい。
今週「ニュース9」に協会理事補佐の宮本恒靖氏が出演していて、自分が代表キャプテンとして出場した日韓W杯の時はこんなに盛り上がった、などと語りつつ。今の活動を紹介していた。(←やらないよりはマシだけど、ちょっと付け焼刃的な気もした)

あと、金子氏のコラム(8/20付)で知った、ドイツで活躍する板倉という選手。
「それにしてもボルシアMGの板倉滉が素晴らしい」
これほどベタ褒めする選手、きっとW杯で見られるんだろうな~と楽しみにしていたら。
9/17付コラムでは、
「ボルシアMGの板倉が左膝靭帯を部分断裂した。(略)痛い。痛すぎる」
と板倉選手のW杯出場がほぼ絶望的であることを嘆いており、こちらまで悔しい気持ちになったもんだ。
またあるコラムでは、W杯の経験豊富な長谷部を選手の良きアドバイザーとしてチームに受け入れた森保監督(その器の大きさ)に驚嘆したり...。
もう、いちいち心を揺さぶられる。今どきの言葉で言うと”エモい”のだ。
本筋に入る前には大河ドラマや阪神タイガースなど、わかりやすい例え話も巧みだ。(いまだライター修業中のボクにはとても勉強にもなる)

オリンピックなどもそうだが、とかく”大会”というのは始まってみたら案外盛り上がったりもする。今の心配はただの杞憂に終わってほしいものだ。
とりあえず11月1日の午後、森保監督の会見を待とう。
「クボ・タケフサくん、君は当確っぽいね (^_^)v」。
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2 コメント

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間違いなく、歴代最高レベルの日本代表 (むむねこ)
2022-10-26 18:00:52
なのに、ツネ様キャプテンの頃と比べて盛り上がってないにゃ…。

ツネ様の頃は、日本代表≒Jリーグベストイレブン(海外組はわずか)、という感じで、私たちの代表♪という感があったけれど、今はJリーグで大活躍する前に海外に行ってまう選手が多く(そのこと自体はもちろん良いことですが)、日本代表の選手に愛着を持ちにくい…のは私だけやろか…
と弊ボス(ポイチ監督世代)が言うとったけれど、単にあんたが歳とって選手の存在が遠くなっただけちゃう?と思ったにゃ。

金子氏のコラム紹介ありがとう~これ読んでもっと盛り上がろうっと♪
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俺たちの代表 (あまちゃん)
2022-10-26 21:26:42
なるほど、目からウロコ~!
さっすが、貴殿のボスさまは鋭いですな。サッカーに精通されているだけありまする♪ 
決して世代が離れたからではなく、すぐに海外行ってまうからですよ、きっとそうに違いなーい。

最近YouTubeなど動画を使ったチャンネルが主流だけど、残念ながら中身がない物も多く・・・。やっぱり一流ライターさんのコラムは読みごたえあるな、と思った次第。(きっと若い世代のライターさんも次々出てきてるんだろうな~ ボクらが知らないだけで)
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