今週、小学校へ行ったら3年3組のTくんが話しかけてきて、「小野伸二(札幌⚽)が引退しちゃったよ~」と嘆いていた。3年生のわりには大人っぽい雰囲気の彼。新学期の頃には地元ヴィッセル神戸・イニエスタのユニフォームを着ていたけれど。さすがはサッカーファン、天才・小野伸二のことも敬愛していたんだね。「おばちゃんはそのことが嬉しかったわ~」とボス説。
今月3日におこなわれた小野伸二引退試合(札幌vs浦和)はNHKで中継していた。小野の出番が終わってベンチに下がった後、解説の播戸竜二が感極まって泣いていた。そうかぁ~ ばんちゃんは同時代を共に戦った仲間、そりゃグッとくるわな。
また、つい最近「ニュースウォッチ9」のスポーツコーナーで引退直後の小野伸二のインタビューをやっていた。そこで ”自身の選手としてのピークは?”と聞かれ、すかさず「高校時代ですかね」と答えたのには驚いた。それは浦和でプロデビューした翌年、シドニー五輪予選(フィリピン戦)で悪質タックルを受け、左ひざ靭帯断裂の大ケガをしたことが大きく影響している。ケガの後は以前のような自由自在なプレイはできなくなった。それでも海外での活躍などを経て、44歳まで現役を続けた小野伸二。負傷離脱を繰り返しながら・・・どれほどつらかっただろう? 傍目にはいつも楽しげに見える天才・小野伸二の内面など、凡人にはわかりようもないっか。
【PS.長めです】
1)本日、図書館でサッカー雑誌をみかけたので読んでみたら。いくつか天才・小野伸二引退に関する記事があり、「小野伸二はあのケガがなければ、メッシやマラドーナのような世界的選手になっていた」と誰かが書いていた。セルジオ越後さんだったかな?
2)ケガで思うようにプレーができなくなったアスリートといえば、ボクの場合は前田さん、プロ野球広島カープの前田智徳だ。ただし、キャラは「いつも笑顔の小野伸二」とは真逆でしたな、、。
3)キャラが”真逆”といえばー 小野と同世代のヒデ、中田英寿だ(今朝もテレビで見かけた)。彼が引退会見をしなかったこと(HPでのみ発表)を今でも残念に思う。← 我ながら相当しつこい(>_<)
4)10代でW杯に出場した小野伸二。あの、天然パーマのあどけない姿を鮮烈に記憶しているだけに、引退まで見届けてしまうなんて・・・まさに隔世の感。いや、これは幸せなことやもしれぬ。
このように、ジブンが「歳とったなぁ~」と痛感する機会は多い。
たとえばNHK-BS「レジェンドの目撃者」。子どもの頃みていた野球選手がご老人になって登場し、「わっ!(別人やん)」とか思ったりする。
そこで最近よく思うのは・・・ 今まさに活躍している若い選手たちが「わっ!」と別人のようになって登場する姿は、ジブンには見ることができひんのやな~ということ。当たり前なのに、どこか寂しく思うのである。(ましてや、小学3年生が一人前になる姿など... 到底見られませんな)
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