あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

便利な プリント楽譜

2020-03-04 | 日記
今回、ママちゃんちのピアノを調律したのは ひとえにママちゃんのためでもあるんだ。
居間の隅っこにどかんと置かれたアップライト。
ママちゃんにしてみれば、誰も弾くことのないこのピアノが邪魔でしょうがない。
小さいお嬢さんのいるお友だちに譲るという案も一時は出たものの、かつてピアノを本格的に習っていた姉が猛反対。
(やはりピアノは思い出の品なんですな~)

でもママちゃんとしては不服。
こぼんちゃん(=パパちゃん)が亡くなる前から断捨離(老い支度)をしてきたママちゃん。
ボクが訪ねるたびに、
「このピアノがなかったら、部屋がすっとするのに」
「帰ってきても弾くどころか 蓋もあけやらへんわ」
と文句ばっか聞かされ、
ボクもボスちゃんも正直つらかった。

一方、通学と試験勉強漬けだった昨年。ストレスがピークに達すると、
「カラオケでガーッと歌いたい」
と発散の場を求めたが、かなわずじまい。
「試験が終わったら ピアノを弾くぞ~ 自分で弾き語りできたら楽しいだろうな」。
こんなささやかな思いつきを今こそ実行しようと、古いピアノを触ってみたら・・・
音が狂いまくり(苦笑)。
こりゃ調律するしかないな、と即ネットで近所の調律師をみつけ、
翌週にはお越しいただいたというわけだ。

いま練習中?の曲はこちら。
『川べりの家』松崎ナオ
『花束を君に』宇多田ヒカル
どちらもたまたまNHK番組の主題歌。

この楽譜をどうしたかって?
「コンビニで買いまちた」。
今回初めて知った、コンビニのコピー機で買える「プリント楽譜」の存在を。
事前にネットで曲名を検索。いろんなパターンの楽譜があるのでボクは一番シンプルで安価な300円前後のものを購入。
じつはボクは楽譜が読めないので、コードと歌詞だけあればいいのだ。

てなことで、最近ママちゃんちには必ずプリントした楽譜を持参。
極力ピアノの音をペダルで小さくし、じゃかじゃかじゃかとコードを弾いて歌っている。
その時は申し訳ないが、大音量(いつも25超え)のテレビを消すか、音を「消音」にしてから弾き始める。

テレビが聞こえなくなっても、ママちゃんは文句は言わない。
ボクがピアノを弾いているだけで わりと機嫌がいい。
大昔、大枚叩いて買ったピアノがよみがえったのが そんなに嬉しいのか?(^_-)

さいわいママちゃんは耳が遠いので 下手くそなピアノも歌声も聞こえていない。
「聞こえてる?」とたずねると「聞こえてるわ」と言うが。
おそらく「なんか鳴ってるな~」くらいのもんだろう。
テレビの大音量のことを思えば、それは明らかだ。

とにかく古いピアノがただの邪魔な置物でなくなり、ママちゃんが満足すればハッピーとしよう。
ボクたちも音楽が楽しめて、言うことなし。
課題は・・・ピアノの上達。これに尽きるが、いかんせん時間がなーい!(>言いワケじゃ~)

*余談*

先日の小柳トムさん(ブラザートム)と同期の調律師さんによると。
昔に比べれば、最近のお子さんはさほど熱心にピアノを練習しないんだとか。
子どもが・・・というより、昔は親がそれはとても熱心だったらしい。
なぜなら、昔は一般家庭にとってピアノは大きい買い物だったから。
お母さんたちもせっかく買ったピアノを無駄にしたくないので、子どもには力を入れて習わせてたんだね。
それが昨今はマンション住まいで比較的安価な電子ピアノを持つ家庭が増えた。
それほど高くなければ、まあいっか~と それほど熱心に習わせることもなくなった・・・というわけだ。
(おもちろいね)

PS. けさの朝ドラ「スカーレット」、息子たけしの鼻血を見て嫌な予感が。
 10年ほど前にみた「火火(ひび)」という女性陶芸家の映画とダブってしまったのだ。(田中裕子主演)
 もしや陶芸家のモデルは同一人物? だとしたら、そんな悲しい展開になるのか!?
 と思いつつ。あえて検索とかネタバレはさせず、明日以降も見ることにします。
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4 コメント

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Unknown (knaminami)
2020-03-04 17:24:09
これくらいはらネタバレじゃないと思うので。
モデルは、滋賀県在住の方、オープニングで喜美子の陶芸作品に名前が出てます。
トータルの陶芸監修は、別の先生。
同居ではないけど、仲良しになった家族三人、のように、あくまでも女性陶芸家はモデルなので脚本の先生がどこまで創作にするのかわかりません。

やっと陶芸の話に(先週はスピンオフ)戻ったので期待している私です。
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Unknown (そらまめ)
2020-03-04 23:26:14
ピアノが弾けるなんてうらやましい~。
親孝行にもなって一石二鳥ですね。
たけしの鼻血は私も気になります。
ドラマはやっぱりハッピーエンドが一番!
年々、ドキドキハラハラが苦手になっています。
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あくまでモデル、ですね。 (あまちゃん)
2020-03-06 15:58:11
ナミナミさん、ありガトーショコラ!
たしかに実在の陶芸家はあくまでモデル、脚本家さんが朝ドラに合うように創作されているでしょうね。
映画では病院での闘病シーンがあまりに残酷だったので、朝からあそこまでやると苦情が殺到しそうです。
ボクもスピンオフにはちょっと不満足。やはり脚本家さんが変わるとダメだね~(*´з`)
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弾けるなんてもんじゃ、、 (あまちゃん)
2020-03-06 16:03:46
そらまめさん、こんにちは!
いっちょまえに楽譜なんか買ってますが(~_~;)。
ピアノが「弾ける」なんてもんじゃなく、
ただドミソとかシレソ…とか叩いてるだけなんですよ。
いつか時間に余裕ができたら、家に電子ピアノを買って、音符が読めるように練習したいもんです。

朝ドラ、まさかの稲垣ゴローですね。
まっ、野口ゴローよりはいいっかな?(^_-)
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