甘利大臣「マイナンバーはファイアウォールで守られているから安全」と意味不明の発言。ファイアウォールがついていないPCなんかあるの?ファイアウォールだから安全発言は、役人か大臣がセキュリティーの素人失言として想定していた。官僚が書いた答弁だから、大臣も官僚も素人ですよ。
甘利大臣がマイナンバーはファイアウォールで守られているから安全というのなら、400万人の政府職員情報を盗まれた米国政府はファイアウォールすら使っていなかったのか?世界中からセキュリティーの専門家やホワイトハッカーを集めている米国政府がハッキングされているんですよ。
報道によると、わが神奈川13区の代表である甘利明社会保障・税一体改革担当相は次のように語ったそうです。
「マイナンバーの導入スケジュールを変更する予定はない。今回の事件は、業務情報のデータベースのデータが、職員のPCを通じて流出したということ。本来、職員のPCにそのデータベースからのデータが移されていることはありえない話。しっかり調査をして、どうしてそういうことが起きたのかを検証する。
マイナンバーは、いわゆる、あて名のデータベースというのは、業務情報のデータベースとは別な管理をされている。その間にファイアウォールがある。マイナンバーにアクセスできる職員は極めて限定されている。みんながアクセスできるというわけではない。」
でも、アメリカでは、36年から「社会保障番号」が導入されていて、パソコンの普及した90年代後半以降になって、なりすまし犯罪が激増しています。その数は2006年から08年の3年間だけで約1170万件、被害額は約1兆7300億円にも上るそうです。
甘利大臣の発言は、本人が理解したうえでのものではないでしょう。
以前、原発事故の責任を問われたときに次のような発言をしてしまっているのですから・・・。
とある裁判の記録からの抜粋です。
甘利「何度も言うが、原子力安全委員会が安全基準を決める。彼らが決めた基準を経済産業省は事業者に伝えるだけ。安全委員会は地震や津波の原子力のプロが集まってる組織。そこが決めてるんだ。大臣なんて細かいことなんて分かるはずないし、そんな権限がないことくらい君も分かってるだろう。答弁書だって閣議前の2分間かそこらで説明を受けるだけだ。原発も全部止まる。企業はどんどん海外へ出て行く。もう日本は終わりだ。落ちるところまで落ちればよい。マスコミだって同じだ。おたくも潰れないと分からないんだ。もう私の知ったことではない」