綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
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綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆保育所待機児童をなくすために抜本的な対策を!(2月現在274名もの待機児童が!!)

2015年02月10日 | あれれ?の綾瀬市政

 私は議会で、ことあるごとに保育園の定員増、新施設の開設を訴え続けてきましたが、待機児童問題がいっこうに改善しません。

 

 この間の定員増を振り返ってみますと、2005年度の定員は510名でしたが、現在は744名になっています。約1.46倍にすることができたわけですが、それでも2015年2月1日現在の保育園待機児童数は274名(昨年同時期 298名)ととても大きな数字になっています。無事子どもが4月から入園できて仕事に復帰できるのだろうか、と多くのお父さん、お母さんが心を痛めています。

 

 274名の待機児童の年齢を見てみると、次のようになっています。

 

2015年2月1日現在の

保育園待機児童数の内訳と現定員数

0歳児 80名   (現定員 63名)

1歳時 80名   (現定員 98名)

2歳児 60名   (現定員123名)

3歳児 31名   (現定員150名)

4歳児 18名   (現定員155名)

5歳児  5名   (現定員155名)

――――――――――――――――――――

    274名   (現定員744名)

 

ちなみに、昨年の2月時点の待機児童が4月の時点でも入所できなかった人数は178名で、以下のとおりです。

 

      2014/2     2014/4

0歳児 106名 →  25名

1歳時  75名 →  58名

2歳児  63名 →  45名

3歳児  38名 →  30名

4歳児  12名 →  17名

5歳児   4名 →   3名

―――――――――――――――

      298名 → 178名

 

 

  0歳児~2歳児に特に待機児童が多いことがわかります。そこでこうした低年齢層に特化した新たな保育園の新設を綾瀬市に進めさせています。

 現在、吉岡・綾西地域に定員45名(0歳児9名、1歳児12名、2歳児24名)の低年齢保育園の設置が進められています。ところが、開設時期が当初の予定より遅れてしまっていて、今春に間に合わずたいへん残念です。
 もう一ヶ所、寺尾地域での新設も進められていたのですが、こちらは設置法人の方針変更で、別の場所への設置となり、計画が大幅に遅れてしまっています。

 

 現状では、綾瀬市の認可保育園に入れなかった場合、「子育て支援情報サービスかながわ」 で認定保育所を探すことになります。この場合、綾瀬市には認可保育所以外の保育所が一つもありませんので、他市の中から探すしかありません。

 

 このひどい状態から一日も早く脱するため、法人まかせになっている新設保育所つくりを改め、市自らが市立の保育所を建てるくらいの気構えでこの問題に取り組むよう、引き続き強く議会で求めてまいります。

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