2013年5月8日のブログ記事一覧-綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

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◆旧日本軍が大陸や半島で行った「従軍慰安婦」の強制連行を示す証拠が国立公文書館で見つかった！

2013年05月08日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

　先月（４月）、日本共産党の紙智子参議院議員は、「日本軍『慰安婦』問題の強制連行を示す文書に関する質問主意書」を政府に提出しました。（その全文は、私のＨＰの資料箱にアップしてあります。リンク先の一番下の欄をご覧ください）

　
　さて、日本の歴史をゆがめたい方たちは、旧日本軍が行った「従軍慰安婦」の存在を認めたくないようで、必死に否定していますが、下記のような具体的な資料が新たに発見されていたことが分かりました。

　以下は、質問主意書の一節の抜粋ですが、こうした資料があっても認めないのでしょうか？

　日本の明るい未来は、過去に犯した過ちを真摯に反省するところから開けます。今の北朝鮮と同じような時代だった戦前の日本のありようをしっかりと知り、再び暗黒の時代を繰り返さないようにしなければなりませんね！　

　以下、主意書の抜粋です。カタカナの文章は読みにくいですが、とても大事な資料ですので、どうぞお読みください。

　１９９９年度に法務省から国立公文書館に移管された東京裁判（極東国際軍事裁判）関係文書「Ａ級極東国際軍事裁判記録（和文）（ＮＯ．一六）、（ＮＯ．五三）、（ＮＯ．五四）」の文書綴りに、軍や官憲が「慰安婦」被害女性を強制的に連行した証拠書類が残されていることが判明している。書証番号三五三の「桂林市民控訴　其ノ一」、書証番号一七二五の「訊問調書」、書証番号一七九四の「日本陸軍中尉ノ陳述書」である。

　・書証番号三五三の文書には、中国桂林での事案として、「工場ノ設立ヲ宣伝シ四方ヨリ女工ヲ招致シ、麗澤門外ニ連レ行キ強迫シテ妓女トシテ獣ノ如キ軍隊ノ淫楽ニ供シタ。」との記述がある。

　・書証番号一七二五の文書には、被害女性の証言として「私ヲ他ノ六人ノ婦人ヤ少女等ト一緒ニ連レテ収容所ノ外側ニアッタ警察署ヘ連レテ行ッタ。（中略）私等ヲ日本軍俘虜収容所事務所ヘ連レテ行キマシタ。此処デ私等ハ三人ノ日本人ニ引渡サレテ三台ノ私有自動車デ「マゲラン」ヘ輸送サレ、（中略）　私達ハ再ビ日本人医師ニ依ッテ健康診断ヲ受ケマシタ。此囘ハ少女等モ含ンデ居マシタ。其処デ私達ハ日本人向キ娼楼ニ向ケラレルモノデアルト聞カサレマシタ。（中略）　私ハ一憲兵将校ガ入ッテ来ルマデ反抗シマシタ。其憲兵ハ私達ハ日本人ヲ接待シナケレバナラナイ。何故カト云ヘバ若シ吾々ガ進ンデ応ジナイナラバ、居所ガ判ッテヰル吾々ノ夫ガ責任ヲ問ハレルト私ニ語リマシタ。」と記録されている。

　・書証番号一七九四は日本陸軍中尉の宣誓陳述書であるが、次の一問一答が記録されている。
問「或ル証人ハ貴方ガ婦女達ヲ強姦シソノ婦人達ハ兵営ヘ連レテ行カレ日本人達ノ用ニ供セラレタト言ヒマシタガソレハ本当デスカ」
答「私ハ兵隊達ノ為ニ娼家ヲ一軒設ケ私自身モ之ヲ利用シマシタ」
問「婦女達ハソノ娼家ニ行クコトヲ快諾シマシタカ」
答「或者ハ快諾シ或ル者ハ快諾シマセンデシタ」
問「幾人女ガソコニ居リマシタカ」
答「六人デス」
問「ソノ女達ノ中幾人ガ娼家ニ入ル様ニ強ヒラレマシタカ」
答「五人デス」　
（中略）
問「如何程ノ期間ソノ女達ハ娼家ニ入レラレテヰマシタカ」
答「八ヶ月間デス」