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お願いいたします。
日本共産党綾瀬市議団が現在行っている「新型コロナウイルス緊急アンケート」への回答、第3回目の続きです。
【新型コロナウイルスQ&A③‐1】は、
https://blog.goo.ne.jp/ueda01/e/49e648672c5212edb3a50c8e0ecde0e2
をご覧ください。
【A】のつづき
前記事では私の基本的な考えを示しましたが、今回は、なぜ綾瀬市が感染者情報などの公開を行わないのかについて記していきたいと思います。
綾瀬市がその理由として挙げているのは、
①小さい市なので個人が特定しやすく、そのため感染者やその家族、同僚などが偏見やバッシングにさらされる危険性が高い。
②上の図表は、厚労省の資料の一部ですが、公表する情報は「居住している都道府県」となっていて、市単位ではない。今回の感染者の公表も当初は神奈川県とだけで発表していたが、それではあまりに広すぎるということで各保健所管内という発表に変えた(このあたりの経過については、前回ご紹介した神奈川新聞の記事からも伺い知れます)。
というものです。
なお、藤沢市や茅ヶ崎市などが単独で発表しているのは、藤沢市には藤沢保健福祉事務所、茅ヶ崎市には茅ヶ崎保健福祉事務所がそれぞれあるからです。
綾瀬市が心配していることは、心ならずも感染してしまった方が非難、バッシング、差別を受けることです。非難や偏見を広げないように、私たち市民が取り組んでいきましょうね!
最後に、綾瀬市でのPCR検査の検査件数などの公表も必要だと、私も考えますので、ひきつづき取り組んでまいります。
*緊急アンケートは継続中です。これを読まれた方からのご意見、ご要望をお待ちしています。
日本共産党綾瀬市議団が現在行っている「新型コロナウイルス緊急アンケート」には、これまで約20件の回答が届いています。
アンケートへのご協力、ありがとうございます。
そのなかからプライバシーなどにかかわらないご質問やご要望に順次お応えをしていきたいと思います。
第一回目は、消毒液としての次亜塩素酸水についてです。
【Q】
消毒用の次亜塩素酸水の無償配布を大和市、海老名市、小田原市、愛川町などで行っていますが、現在綾瀬市では行っていません。
市のホームページには家庭での作り方を紹介していますが、下記理由から配布を行った方がよいと考えます。よろしくご検討下さい。
(1)高齢等で作れない人がいる。
(2)作るのが面倒でも配布されれば消毒をこまめに行うようになり、感染予防になる。
(3)市が対策に尽力しているという姿勢を示すことによって「このような危機的状況下で市は頼りになる」という安心感が生まれる。
【A】
マスクや消毒液の入手困難もなかなか改善されず、混乱が続いています。
先の見えない本当につらい不安な日々です。
次亜塩素酸水については、ご指摘のようにいくつかの自治体で無料配布を行っておりますが、綾瀬市においては以下の理由で行わないものとしています。
(1)次亜塩素酸水を求めて公共交通機関を利用するなどして外出することになり、また、多くの人が集まり、列に並ぶことで感染のリスクが高まってしまう。
(2)次亜塩素酸水ではなく次亜塩素酸ナトリウムであれば、500mLのペットボトル1本の水に、濃度5%の原液5mL(ハイターなど:ペットボトルのキャップ1杯)を入れるだけで、家庭でも簡単に作れる。
市のHPは、こちらです。
*追記*
次亜塩素酸ナトリウムは、手指の消毒には使用できませんのでご注意ください。
(1)については、市はとにかくできるだけ外出はしないでいただきたいというスタンスです。
(2)については、簡単に作れるといっても高齢者世帯などではなかなか作れないというご指摘などはもっともなことだと思います。
その一方で、次亜塩素酸水は健康を維持するうえで人間が共存している常在菌までも殺してしまうという問題が指摘されています。ドアの取手やテーブルの殺菌には有効でも、手などの消毒には使わない方がよい、という意見も聞くところです。
また、「次亜塩素酸水 手指消毒の有効性は「未確認」 政府答弁書」という記事もあります。
私たちは、これらを総合的に判断して、市に次亜塩素酸水の配布を求めなくてもよいのではないかと考えていますが、いかがでしょうか。
なお、ご要望の内容については、担当する健康づくり推進課にお伝えをいたしました。
新型コロナウイルスとのたたかいは、まだまだ長く続く可能性があります。
今後とも、お気づきになられたことを、お気軽にお寄せくださいますようお願いいたします。
*緊急アンケートは継続中です。これを読まれた方からのご意見、ご要望をお待ちしています。
日本共産党綾瀬市議団が現在行っている「新型コロナウイルス緊急アンケート」への回答、第2回目です。
【Q】
綾瀬市は8月一杯まで市施設を封鎖すると発表していますが、なぜ8月なのでしょうか?
【A】
綾瀬市は、現在、臨時休館している公共施設などは、原則として8月31日まで臨時休館を延長するとしました。
市に説明を求めたところ、神奈川県の「特措法に基づく緊急事態措置に係る神奈川県実施方針」にある、「4 緊急事態措置を円滑に行うための取組み」のなかの「(5)県の実施体制 8月末まで、県が主催するイベントや県民利用施設の休止等を行う。緊急性のない業務の休止や延期、縮小などを徹底し、全庁を挙げて、緊急事態措置を含めた新型コロナウイルス対策を推進する。」に準じて決めたということです。
そこで県のくらし安全防災局 総務危機管理室に確認をしたところ、なぜ8月末までなのかというところの説明は明確にはできないようでありましたが、県としては「湘南国際村センター、新型コロナ感染患者の利用開始」の記事にあるような対応がいろいろな場面で今後起きてくることが予想され、そのための人材が不足していることから、県民利用施設を休止して、人材を確保するということでした。
そのうえで綾瀬市の対応を再度確認したところ、綾瀬市としても災害対策本部に準じた対応を推進する中で、課内での感染者の発生などに備えた危機管理上の勤務体制をどうするか、いままさに検討を進めているとのことでした。
市としても、県としても、今後の予想がまったくわからない中で、ある程度幅をもって期間を設定したと理解するしかないようです。感染の終息が早まれば、当然、施設の休止期間も短くなるとのことです。
先の見えない、息の詰まる外出自粛の日々ですが、まずは命を守るための行動をみんなでとっていきましょう。
*緊急アンケートは継続中です。これを読まれた方からのご意見、ご要望をお待ちしています。