パクリの宗教

先日、ある人から、

「こんなものが出ていましたよ」

と言われました。

それが、これです。

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これは、女優の清水さんの出家騒動でテレビを騒がせている宗教団体Ｋ福の科学が先日出版した本だそうです。

私はこれを見て、びっくりしました。

何故かというと、これを見ると、帯の部分にこうあるからです。

「供養の常識をくつがえす一冊」と。

ん、「供養の常識を覆す」？？？

これって、どこかで見た覚えがありませんか？

そうです。これは星椎水精先生がサイトや本で使っている言葉ですよね！

2006年に発行された著書「Ｓｕｐｅｒ浄霊　１」の帯にも書かれているし、何より星椎水精先生のホームページ「先祖供養　super浄霊」の謳い文句でもあります。

『先祖供養　供養の常識を覆すsuper浄霊』

とネットに出てきますからね。
（さらに言うと、「正しい先祖供養」というサイトも、弊社が1年ほど前にすでに作ってアップしています）

これを見たときに、「またこの人たち、星椎水精先生のアイデアをパクった」と思いました。

実はこのK福の科学が真似をしたのは、これが初めてではありません。

もう5年ほど前になりますが、星椎水精先生が

「体験談のビデオを作ろう」

ということで実際にご供養を頑張っている皆さんに出演してもらい、「動画で見る　浄霊体験談」というコーナーを作りました。

そしたら１～２か月後に、K福の科学が同じような動画の体験談のサイトを開設したのです。
（このブログでも書いた覚えがあります）

もちろん中身は、あやしい奇跡的な体験談でしたが、このようにアイデアを真似されると、怒りというよりも、現在はまた違った印象を受けます。

まずパクリについてですが、気になって少し調べてみたところ、このK福の科学という宗教団体は、肝心の教義やいろいろなものが他宗教などからのパクリでできているのだと、元信者がリークしています。

「パクリ」といえば思い出すのが、近年の東京オリンピックのロゴマークのパクリ事件ですよね。

当初、ロゴマークのパクリだけかと思ったら、至る所のデザインに”盗用疑惑”が出るわ出るわで、一気に信頼が失墜したのが記憶に新しいですね。

パクるということ自体、創造力がないことを意味しています。

そして、そのようなパクリでできたものが、「本物」であるはずがないことも同時に証明しているのです。

ですから、私から見ると、彼らは自分で「自分たちはニセモノですよ」と言っているようなものなのです。

さらに今回のパクリを見て真っ先に思ったのが「もう相当切羽が詰まっているんだな。末期だな。」ということだったのです。

どうやら、以前教祖が起こした「離婚」や「下半身トラブル」で相当の信者が脱退したらしく、今現在は信者が減っているとのこと。

ですから、もう手段を選んでいられないのでしょう。

そして肝心の「先祖供養」ですが、このリークしている「元信者」がなぜ脱退したかというと、この先祖供養が原因だったそうです。

もともとこの教団に「先祖供養」というものがあったのかどうかは知りませんが、数年前から先祖供養祭の様なものをし始めたらしく、その時に「当初の教えと違ってきている」ことに気づき、そして不信感からやめることを決意したとのこと。

このように教義など教えが変わったりすること自体、冷静に考えればおかしい事に気がつくはずです。

私が推測するに、おそらくこの「先祖供養」も、資金集めの一環で始めたものではないかと思われます。

ですから、当初の教えと違って来ているのでしょう。

パクリの寄せ集めで、その時その時で言う事が違う。

それでは、信者が離れていくのは当然です。



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