金縛り ２

今回のテレビでの「金縛り」の説明ですが、テレビの解説だけでは納得できない点がいくつかありました。

まず、人為的に金縛りを起こす実験に関してですが、被験者はよく金縛りを体験するという現役の看護婦さんと、こちらも毎日のように金縛りを体験すると言う、お化け屋敷のようなカフェで働く女性店員の２名でした。

確かに、看護婦さんの方は働く時間も不規則だし重労働なので、解説していた教授の言う条件には当てはまります。

ですが、不規則で重労働な仕事をしている人は世の中にはごまんといますので、この看護婦さん一人を被験者と言うのでは、ただのこじつけのように思いました。

それよりも私が注目したのは、この被験者２人の仕事です。

まず１人目の看護婦さん。

看護婦さんが働く場所はもちろん病院ですが、病院といえば言わずとも知れた「心霊スポット」の一つです。

病院では毎日誰かしら亡くなっていますが、それらはもちろん成仏できるはずもなく、病院内で佇む霊も多くいるそうです。
（実際、私の知り合いの看護婦さんも、病院で霊体験をした事があると言っていましたし、そう言う経験をした人は看護婦仲間では沢山いると言っていました。）

そんな霊がウヨウヨしている場所で働く医師や看護婦さんは、普通の会社員などより当然ながら憑依されやすいですよね。

特に、患者さんで生前仲が良かった人の霊などがいた場合、余計に憑依されて（すがってこられて）しまうでしょう。

そんな憑依されやすい環境にいれば、家まで霊を連れて帰ってきてしまい、寝ている時に霊の力で金縛りに遭ってしまっているのだということも、十分に考えられます。

「不規則な環境のため起こる」と言うよりも、この金縛りによく遭う看護婦さんの場合、霊の作用で引き起こされていると考える方が納得できます。


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