昨夜は、落語を聞いてきた。東金市にある文化会館であった。九十九里浜の中間点くらいにある市である。退学した某大学大学院がある市である。
三遊亭小遊三と林家たい平であった。もっとも前座の方々の落語や三味線漫談も聞いたが。味わいのあったのが小遊三であった。さすがである。ベテランの味満載。笑点というテレビ番組で存在自体は知っていた。しかし、あまりおもしろくないのだろうと勝手に決めつけていた。やったのは「夜這い」というものであった。これがなかなかおもしろい。
小三治も好きだ。CDを含めてたくさん持っている。しかし「夜這い」だけは、聞いたことがない。
ちなみに、ボキは睡眠導入剤として落語をKindleで聞きながらベッドに寝る。あっという間に寝てしまう。
人生は笑いであると思っているからだ。寝るときも、深刻そうに眉に皺を寄せて寝ていたらアカンからだ。笑いながらオヤスミである。これが熟睡のコツである(^0^)。
ちょっと気持ちが悪いだろうけど。ま、ひとりでベッドに寝ているから、誰も気にかけてくれない。いびきさえかかなければ、家人も文句は言わない。もっとも、いびきも現在はかかない。睡眠時無呼吸症候群の治療でマウスピースを咥えて寝ているからである。ちなみに、これ、けっこう良いですぜ。内科に行くしかないんだけれども。エコノミークラス症候群でアジア最大の病院に行っていたときも、主治医の先生がこれの専門家であったからで。
寝るときは、死んだように眠る。
これが毎日のシナリオである。誰でも、寝たときは異界に行ったようなものである。一回死んで、朝、また生き返るのだ。だから、ありがたいのである。感謝する。生き返ったことを。シミジミと。これの繰り返しが、短い人生の連続なのでは無いのか。
文化会館の前にあるバーミアンとかいう格安レストランで、遅い夕食をいただいた。会館の駐車場からなかなか出られないと思っていたので、そういう計画で行ったのである。むろん、家人も一緒である。それに、入院していた愛車も治ってきたから、一緒に行った。
前座で出ていた***さんのことに話が及んだ。春風亭昇太の弟子である。山形県出身でリンゴ農家の三男坊だと言っていた。ボキと同郷である。彼の話は、内容自体はおもしろかった。しかし、発音がはっきりしない。早口である。そこでハタと思った。彼の発音はボキと一緒で、なまりを消して無理に江戸弁にしているからだと。
つまり、無理がある。だから、ボキは朗読が下手なのである。矯正しているから、発音にどうしても無理が伴う。
ううううううううううううううううううううううむ。
家には、夜9時30分頃着いた。雨戸を閉めていたら、市役所からの放送が始まった。
ナント「断水」のお知らせだ。
困った。
風呂に入れないではないか。
次の瞬間、家人と一緒に乗ってきた愛車で水を買いに走った。24時間営業しているドラッグストアに行った。そしたら、駐車場に入れない。クルマが一杯である。水を買いにきたのだ。だから、もう一つあるライバル関係のドラッグストアに行った。営業時間終了まであと2分。延長してくれた。ありがたかった。1.5ℓペットボトルの水を5本買えた。
(*_*) マイッタ。
今日も断水が続くようだ。
風呂は、市外のスパにでも行くしかない。
孫はどうしたのだろうと、心配になった。それで夜遅かったが、電話した。断水が、夜9時15分くらいだったので風呂は入ったとのことであった。安心した。
それにしてもナニガ起きるかわからない。8年前の東日本大震災で九十九里浜でも16名の死者が出たからである。
クワバラ・クワバラである。
BYE-BYE!