老後は共に学び、遊ぶ
【貳阡貳拾年】第3部 人口減への処方箋(6)楽しい老後、米にヒント
上記の産経新聞の記事(2014年3月29日)を拝読させていただいた。
実に良かった。
ちょっと引用してみよう。
>◆最期まで不安なく
そのヒントが米国にあった。元気なうちは“学生生活”をエンジョイし、体が弱ったら施設内にある大学病院直結の分院や介護住宅で、最期まで不安なく暮らす。「大学連携型CCRC」と呼ばれるコミュニティーが全米に広がる。
ニューヨークから車で北に約6時間。美しい自然に囲まれたニューハンプシャー州のハノーバーの郊外に、アイビーリーグの名門校ダートマス大学と連携した「ケンダル・アット・ハノーバー」はあった。
「紫色のビーズはすてきかしら?」。週に1度開かれる施設内の工作室では、ピンクや紫色のビーズでネックレスを作る女性たちの声が飛び交う。作り方を指導していたのは、施設の居住者でかつてダートマス大学で舞台衣装学を教えていた元教授のマーガレット・スパイサーさん(69)。「ネックレスを売ったお金を施設に還元するの。いい考えでしょ?」
どうだろうか?
これこそ生涯学習の極意であるとオレなんかは思うのだが。
違ってますかな?
オレ、このアメリカの事例についてはまったく知らなかったのだが、オレの今の生き方はまさにこれではないかと、今朝の朝刊を読んでいて感じたのである。いいことを始めたものだ。じじい学生生活をさせていただいているからである。もちろん、こんな老いぼれの入学を許可していただいた大学当局にも、師匠にも感謝しているのだけれども。
これからは、大学経営も、こうした学び直しの老年世代についてCMを打っていかないと、アカンのではないかと密かに思っているのである。さらにこうした団塊の世代は、歴史とか民俗学的な関心が非常に高い。郷土史の研修講座を運営させていただいて、聴講される方々が多いのもむべなるかなである。
観光をされる団塊世代もまたターゲットである。民俗芸能の旅をずっと続けながら、老後を過ごすっていうのもまた一興である。
あ、これってまるっきりオレがやっていることだったよん。
(^_-)-☆
コークス工場(ベルギー)
アンデルリュにあるコークス工場跡。ベルギーで最も最近まで稼働していたコークス工場だった pic.twitter.com/RkSzJRRd3H
押井さんは本当はすごく生活を大事にする人で、彼が作ってるような形而上学的なとこで生きる人間じゃないと思うんですよ。もう無理矢理七〇年で止めちゃってね、ぐずぐず言ってるけど、本当はものすごく健全で、潔癖な男なんですよね。そのくせジブリはスターリン主義だとか、いろんなこと言うんですね
人が死亡すると、このさわがしい地上においてすら、死者のためをおもってか、小一刻は、ある独特な、ここちよい静寂がおとずれる。ひとつの誤ちが清算されたような、すがすがしい空白。だから、事実、臨終の部屋の窓はあけはなたれる。『八つ折り判ノート』
福井市内で最も早く開花するさくら通りのソメイヨシノ、今日の暖かさでつぼみがだいぶ膨らみました。明日か明後日には開花でしょうか。 pic.twitter.com/zK2Eli95Ft
【歴研総合部会】例会「法と人権の歴史を再考する-日本・アジア・ヨーロッパの事例から-」は、次の日曜日・3月30日午後1時スタートです! 於慶應義塾大学三田キャンパス・西校舎2階です。ぜひともふるってご参加ください。
【展覧会】 #千葉県 市川市文学ミュージアムにて
企画展「歌人・平安朝文学研究者 神作光一のひもとく 和歌の世界」開催。
3月15日(土)~ 7月 6日(日)
⇒ city.ichikawa.lg.jp/litera/