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四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

里山の蝶(6月15日)

2011-06-17 17:14:00 | 南多摩
6月15日

前回(6月9日)に引き続き里山(横浜市郊外)の蝶の観察に来ました。
オカトラノオの開花が始まり、前回は見られなかったメスグロヒョウモン♂が午前中は花に止まらず盛んに雌を探して飛び回っていました。



オオチャバネセセリがオカトラノオで吸蜜中です(11:43)。



午後になると、メスグロヒョウモン♂がオカトラノオで吸蜜しはじめました(写真は13:28)。



メスグロヒョウモン♂は複数来ていましたが、♀は姿を見せませんでした。



キマダラセセリもオカトラノオのところに(13:35)。

今日は、平地性ゼフィルスを多種類確認できました。



ミドリシジミ(11:40、栗の木の近くにて)



ウラゴマダラシジミ(14:14)



ウラゴマダラシジミ(14:20)。この後、20m位先に飛んだので着地した辺りに行くと、目の前で翅を広げた美しい姿を見せていました。しかし、余りに接近しすぎて望遠レンズの最短撮影距離内に入ってしまい、下がろうとするうち飛び去ってしまいました。本当に惜しいことをしました。



道路に止まるミズイロオナガシジミ(14:52)。自転車や車、歩行中の人に「今、蝶が止まっているので近寄らないで」とお願いをして撮影したものです。その後、飛び立ち、田んぼの上をフラフラ飛んで、あろうことか田んぼの水に落ちてしまいました。その後、稲の苗に上ったりしていましたが・・・



ウラナミアカシジミ(12:46、栗の木の近くにて)。前回、撮影し損なった蝶でしたが、今回少しピントが甘いものの撮影できました。



アカシジミ(14:12、栗の木の近くにて)。前日の相模原での観察に引き続いて今日も確認しました。

その他、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、コジャノメ、アカボシゴマダラ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、ベニシジミ



ヒカゲチョウ(9:42、栗の木の近くにて)



テングチョウ(12:56、田んぼ近くにて)。最近、山梨の身延町でも相模原の畑でもよく見かけますが、こんなに翅を大きく開いた姿は初めてでした。

6月15日の観察では、平地性ゼフィルス6種のうち5種(アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ)が確認できました。
偶然一緒になった相模の蝶を語る会(相蝶会)のIさん、グループ多摩虫のSさんに色々教えていただきお世話になりました。どうも有難うございました。Sさんは、平地性ゼフィルスのもう1種、オオミドリシジミも確認しています。

午後からお見えになった相蝶会のIさんにオオチャバネセセリの画像をお送りしたところ、6月15日の確認は神奈川での今年初見の記録だと教えていただきました。午前中から訪問したのがよかったようです。