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四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

増上寺花便り(その1)

2006-03-11 10:31:00 | 神谷町・東京


春の陽気となった8日、芝の増上寺を散歩する。鐘楼近くの梅はちょうど見頃を迎えていました。



境内の植え込みに咲くニホンスイセン。



これは、2月12日に載せた冬咲き種とは別の種類のヒイラギナンテンです。咲き始めというところ。こちらの方が小ぶりで、親しみやすい感じです。

増上寺の桜のつぼみも大分膨らんできました。あと2週間くらいで開花です。

椿が咲いています

2006-02-26 12:21:00 | 神谷町・東京


ツバキの種類は複雑で、調べれば調べるほど色々な名前が出てきます。総合すると、山茶花(サザンカ)、椿(ツバキ)はいずれもツバキ科で類縁の植物。山茶花は10月から12月に咲き花びらが1枚ずつ落ちる。椿は3月頃咲き花びらがまるごと落ちる。寒椿は山茶花と椿を掛け合わせて生まれたもので12月から2月に咲き花びらは山茶花同様に1枚ずつ落ちる。
山茶花や椿の中にも色々な種類があり、それを掛け合わせた寒椿も背の低いものから3mくらいのタチカンツバキまで色々あるようです。
元の種類やハーフ、クォーターなど掛け合わさり方で咲く時期や姿かたちも大きく変化するのではないかと思います。
上の写真は、愛宕山(港区)近くの天徳寺で2月14日に撮ったものです。厚みと光沢のある葉なので椿だろうか。蕾が多く花びらは落ちていませんでした。



2月の下旬、大分暖かな日が多くなり、久しぶりに神谷町駅の西側に残る仙石山地区の住宅地を散歩しました。神谷町は、お寺や神社の敷地以外はほとんどビル街になっていますが、この南向き斜面の一帯だけ住宅地が残っています。写真は住宅地で2月22日に撮影しました。2月初めには咲いていなかったので、咲き始めの時期からすると、椿。花びらの落ち方からも椿の一種です。

鳥が食べる実

2006-02-18 15:12:00 | 神谷町・東京
ヒヨドリたちが愛宕山のイイギリをしきりに食べているのを見たのは昨年末。2月になってから愛宕山のイイギリはひとつ残らず食べ尽くされ、オフィス近くのイイギリも、先週末には残すところ3房になってしまいました(あんなにまずかったのに・・・)。
ところが、最近見つけた散歩道に面した家では、クロガネモチ(?)の木に赤い実がほとんど残っています。近づくと、一斉にスズメたちが飛び立ちました。食料不足で赤い実に誘われてきたのでしょう。



近所のピラカンサを見ると食べられた形跡はなく、とうとう実は乾燥して道路にたくさん落ちています。ピラカンサは日本の鳥の口に合わないのでしょうか。

鳥のえさになる実を調べた人によると、ヒヨドリはイイギリもクロガネモチもピラカンサも食べるが、スズメはどれも食べないことになっています。いよいよえさがなくなって、スズメは極度の食糧難に陥っていると思われます。



セイヨウヒイラギナンテンとエリカ

2006-02-12 16:05:00 | 神谷町・東京




愛宕山(港区)の下、愛宕山グリーンヒルズの入り口に、見たことのない黄色い花が咲いていました。葉はヒイラギ(モクセイ科)に似ています。セイヨウヒイラギナンテンといいナンテンと同じメギ科植物で冬咲きです。似た種類のヒイラギナンテンは中国原産で4-6月に咲くそうです。



すぐ隣には、可憐なエリカの花がそっと咲いていました。南アフリカ原産で、ツツジ科植物です。この種類は、ジャノメエリカです(2月8日撮影)。

今夕の富士山

2006-02-08 21:17:00 | 神谷町・東京


今日の富士山方面の入日風景です。太陽は富士山の頂上の向こうに隠れています。富士山の上に見える雲には太陽が当たっています。富士山の左右には、富士山の影が映っています。
「では、太陽と雲と富士山と影はどういう位置関係なんだ?」とMさんと話しました。遠距離から順番に並べると、太陽がはるか遠方にあり、富士山が太陽の光をさえぎっている。そして、富士山の影がその手前にあり、富士山の上に見える雲が一番手前にある。ちょっと難しいですが、よく考えるとそのような位置関係にあると思います。
時間とともに、富士山の影は左上の方に浮上していきました。