四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

鳥が食べる実

2006-02-18 15:12:00 | 神谷町・東京
ヒヨドリたちが愛宕山のイイギリをしきりに食べているのを見たのは昨年末。2月になってから愛宕山のイイギリはひとつ残らず食べ尽くされ、オフィス近くのイイギリも、先週末には残すところ3房になってしまいました(あんなにまずかったのに・・・)。
ところが、最近見つけた散歩道に面した家では、クロガネモチ(?)の木に赤い実がほとんど残っています。近づくと、一斉にスズメたちが飛び立ちました。食料不足で赤い実に誘われてきたのでしょう。



近所のピラカンサを見ると食べられた形跡はなく、とうとう実は乾燥して道路にたくさん落ちています。ピラカンサは日本の鳥の口に合わないのでしょうか。

鳥のえさになる実を調べた人によると、ヒヨドリはイイギリもクロガネモチもピラカンサも食べるが、スズメはどれも食べないことになっています。いよいよえさがなくなって、スズメは極度の食糧難に陥っていると思われます。


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2 コメント

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Unknown (silkcotton)
2006-02-25 22:25:23
はじめてお邪魔します。とても美しい自然の写真に癒されています。また、とても興味深いお話しでした。万両、千両の実はそういえば知らない間になくなりますが、ピラカンサスの実は残っていました。正月の飾りについている稲穂はいつも雀につつかれて籾殻が下に落ちていますが、雀は実でなくお米がすきなのでしょうか。
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silkcottonさん、ようこそいらっしゃいました。万両はなくなっているが、ピラカンサスは残っていますとのことですね。 (twoguitar)
2006-02-26 10:49:38
実がなくなるか残るかは、その辺りに住む鳥の種類や食料事情、人通りの多い少ないなどの条件で違ってくるのかもしれませんね。僕の毎日見ているピラカンサは、幅4m位の舗装道路に面した民家の、しかも道路側の植え込みなので、ヒヨドリは寄り付きにくいのかも。昨日立教大学で見たピラカンサも残っています。学生が大勢あるいていますから、鳥たちは食べにくい場所でしょう。

雀には庭で毎日母がご飯の残りをあげていますが、遠くから様子を伺っている雀たちがたくさん集まってすぐに空っぽになります。
正月飾りの稲穂の籾殻は栄養(カロリー)がない、消化できない部分だから、捨てるのだと思います。

silikcottonさんは音楽の世界の方のようですね。お嬢様が海外に行かれるとのこと。将来が楽しみですね。
1月22日に、鈴木秀美さんのチェロコンサートのことを書いたら、チェロ弾きのぱぶリーとさんもお見えになりました。
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