ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

Radio mobileのアンテナパターンを作ってみる

2019年08月16日 16時26分21秒 | 電波シミュレーション
いままで、放送局のサービスエリアをシミュレーションするときは
無指向性で行ってきました。
これは、Radio mobileに付属するアンテナパターンの
編集方法が面倒だったからです。

ネットで調べてみると、、Radio mobileのアンテナパターンを
指定するためには3つぐらいのファイル形式があり、
一番簡単なのは水平指向のみ360度を1度づつ指定していく方法です。
方向ごとに何デシベル減衰するかを指定します。
それでも360行にわたり記述しないといけないので、結構大変です。

参考
http://www.g3tvu.co.uk/Antenna_Plots.htm
(翻訳して読んでみてください)


さらに、数字のみで指定するため、専門書にあるような
指向性の図のとおりにいかない、
思った通りの図にならないといったことが起こります。

先に紹介したサイトに
「AntDiag.xls」というエクセルファイルがあります。
これではシートの緑色部分に減衰量を指定します。
これは10度ごとの指定となり、入力がかなり楽になります。



10度の間は自動補間入力されます。
右側に指向の図がリアルタイムで表示されるため、
思った通りの図でない場合、数字の調整が楽です。
黄色の部分がパターンファイルの数字となります。

テキストエディタを使いコピペして「任意の名前.ant」で保存。
保存したファイルはRadio mobile本体のあるフォルダの
「antenna」フォルダにぶち込むと使えるようになります。

私も先日、時間があるときに、U字型ダイポールのパターンを
作ってみました。

クリエートデザイン社のUアンテナ指向性図を参考にした。


ほか、3素子八木のパターンを作ってみました。

アンテナ技研の業務用60MHz帯のパターンを参考にした。
まあ、FMは80MHz帯だからそんなに変わりないという判断です。

今度からはU字型ダイポールのシミュレーションなら少しは正確性が増すかも?知れません。




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