ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

先日の「はい、テレビ朝日です」から

2013年06月18日 20時43分59秒 | テレビ・ラジオ受信関係
今回も「はい、テレビ朝日です」からの話題です。
先日の放送で取り上げられていたのは「視聴率」でした。
我々視聴者もこの言葉を知らないという人は少ないと思うが、
改めて取り上げられていた。

まずは「三冠王」って何か?

街頭インタビューVTRでは
番組のジャンル(ドラマ・バライティーなど)のこと?と
勘違いしている人いました。
視聴率の「三冠王」とは放送時間帯による区分けであり、

ゴールデン 19時~22時 
プライム  19時~23時
全日    6時~24時

これがトップだったことを指す。


昔は視聴率を測るのに紙テープを使用していたという。
チャンネルと時間帯によって紙テープに穴が開く場所が
違うのだそうだ。

昔のコンピュータの記憶装置と一緒ですね。
フロッピーディスクや磁気テープの前、
コンピュータプログラムはどう保存していたかというと、
穴あきの紙テープでした。この場合、穴のある・無しが
1ビットに対応することになります。

話を戻すと、関東地区では世帯数1800万世帯に対し、
調査世帯は600世帯という事です。
現在は1世帯受信機8台までの調査ができるようです。
調査世帯は毎月25世帯を入れ替え、
2年で全部入れ替わる。

個人視聴率・世帯視聴率の違い
世帯視聴率は、世帯の中で1台以上、該当局を視聴していればカウントされる方式。
世帯内で2台・3台が同じ番組を視聴していようが、それは1世帯としては
視聴しているとカウントされる。

そして大事な事は視聴率の誤差。
視聴率は統計学で言う正規分布になるのだが、
正規分布で「信頼度95%」というのがある。
ビデオリサーチのサイトを見てもらうと良いが
視聴率20%の誤差はプラマイ3.3%
つまり「視聴率20%」とは
「「16.7%~23.3%の間である」のが95%です」という
実にややこしい指標なのだ。

統計学の理解のため、講談社ブルーバックス
「高校数学でわかる 統計学」という本を読んだが、
「視聴率1%の一喜一憂は意味がない」と書いてあります。
これで精度2倍(誤差3.3%→1.65%)に上げようとすると、
調査世帯を4倍にする・つまり2400世帯を調べないといけない。


今後は録画による視聴についても調査されるようになると
視聴率という指標も変わっていきそうですね。

参考サイト
ビデオリサーチ 視聴率ハンドブック http://www.videor.co.jp/rating/wh/index.htm
はい、テレビ朝日です。 http://www.tv-asahi.co.jp/hai/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする