枯れ葉のように

自分が一生懸命 勉強したり練習していることの成果を発揮する場所って 自分の日常生活にあって 何も特別な場所であるとは限らない



例えば言語造形であったり ドゥルパドのような声楽だってステージで披露する為だけではなく自分自身の内側に その成果を見る為にあるように想います



先日パカーワジ奏者のカネコテツヤさんから色々と お話しを伺ったのですが カネコさんがグルジから技術的な事を教わったのは最初の数年だけだったそうで その後は 親を大切にしなさいとか普段の在り方などだったそうです



中でも印象的だったのは 枯れ葉が木から舞い落ちる様子を見て あの枯れ葉のように何ら抵抗することなくひとつひとつの音を出しなさいと言われたという お話しでした



カネコさんは今も 枯れ葉が舞い落ちるような 自然な何の抵抗もない たったひとつの音を出すことを追求してらっしゃるそうです



私も声を そんな風に何ら抵抗することなく出せるようになれたら
声だけでなく 人生を そんな風に生きて行くことができたらと想います



ただ 練習あるのみです












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