飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

アメリカ炎上!!27

2008-03-25 08:03:11 | 日本

『アメリカ炎上』転載第27弾!!      

     小石  泉(牧師)著

日本の未来

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さて、日本の未来はどうなるのだろう。もちろん私にはそんなことを論ずる資格はないのだが、今ある条件を再確認してみたい。その前に、ハルマゲドンに出てくるアジアの軍隊のことに触れておきたい。<o:p></o:p>

「ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。『大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ』。すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。」黙示録9:14~16<o:p></o:p>

「第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。(見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。」<o:p></o:p>

16:14~16<o:p></o:p>

 この二つの箇所は離れているが同じことを言っている。ハルマゲドンに、日の出る方角、すなわち東の国から二億の軍隊、それも騎兵隊がやってくる。そこに「王たち」という言葉があることに注意されたい。要するに何カ国かの連合軍である。もちろんその中心は中国であろう。中国はかなり前に、自国だけで二億の軍隊を用意できると発言した。この「王たち」の中に当然日本も入っているだろう。どういう立場で?

 今、中国は日本のバブル期に勝る経済発展をしている。そして中国には世界第三位の核兵器があると推察されている。今はアメリカやロシアとの危うい均衡の中で、彼らはじっとしているが、この均衡が破れたとき、台湾、朝鮮半島、日本を併合するために武力を使わないという保証はない。そんなことはないという人が居たら、その逆が現に起きたではないかと言いたい。満州国などという傀儡国家を作って、中国の領土を奪ったのはほんの数十年前のことではないか。彼らはその屈辱を決して忘れていない。

 私は小泉首相が靖国神社参拝にこだわっていることが理解できない。それは個人の信仰の問題だという。しかし、ヤスクニというだけで中国、韓国、東南アジアの人々の心はうずくのである。そのような神経を逆なでしてまで参拝しなければならないというのはどういう意味なのだろう。私は思う、もし第二次世界大戦後、日本がアメリカではなくソビエトに占領されていたら靖国神社は存続しただろうか。だから、参拝にどんな意味があるのか。とにかく世界の最終幕では日本は中国の支配下にあるかもしれないと思う。

 さて、その前にすこし後戻りしよう。これは今すぐ、数年以内に起こると思われることである。ロシアが蜂起しアメリカを叩いたら、その時、日本は無事であろうか。日本には三沢、厚木、横田、横須賀、岩国、沖縄とアメリカの有力な基地がある。この基地をロシアは無視するだろうか。無視してくれるという希望的観測から、昨年、「アメリカ炎上」という本を書いたと述べたが、無視してくれるというより、無視しないということに重きを置くべきではなかろうか。数年後、いや今年かも、来年かもしれない、イランにアメリカとイスラエルが攻撃を仕掛けたとき、ロシアがアメリカに宣戦布告したら、日本にも核の雨が降ると考えるべきではないのか。

 私は直ちに核戦争への準備をするように提案する。日本の政府がやらないなら自分でやらねばならない。大都市、特に米軍基地の近くから出来るだけ退避せよ。日本の北海道、東北、中央部、紀伊半島、中国地方、九州地方あるいは島嶼の本州の反対側の山間部に住居を移すか、別邸を確保できれば最高であろう。それが出来なければ核シェルターを作れ。これは脅かしでもないし、私が気が狂っているのではない。おかしいのは日本全体だ。世界ではすでに核シェルターは常識になっている。

核シェルターについては下記の会社がすでに生産態勢にあることを知ってちょっと驚いた。

655-0029兵庫県神戸市垂水区天ノ下町6-22 株式会社 織部精機製作所             TEL078-706-7250 TEL/FAX078-707-0020 fwja9505@mb.infoweb.ne.jp

同社のインターネットサイトに興味深いメモがあるので勝手に紹介する。なお私と同社は全く関係ない。

核爆弾の破壊力と防御の可能性

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あなたは、こんど深刻な戦争が勃発すれば核兵器がつかわれ、地球上にある核兵器が爆発したら、地球そのものがメチャクチャになり、人類は滅亡するに違いない。核兵器の発射ボタンを押す権限をもっている人間も、少しばかり先にボタンを押すことが出来たとしても、相手も打ち返してくる。仮に勝ちのこったとしても、無傷というわけにはいかないし、地球がメチャクチャになってしまったら自分も生きて行けないのだから、そんなバカなことはしないだろ.う。                                     そう思っていませんか? どんな場合でも戦争は忌まわしく恐ろしいものですが、通常兵器のおそろしさと、核兵器のおそろしさは、どう違いますか? <o:p></o:p>

 核爆発のなにがおそろしいですか? 爆発力の大きさですか?★ 放射能ですか?<o:p></o:p>

  (一) 爆発力について
 核兵器の爆発力は、同じだけの爆発力を得るのに必要なTNT火薬の量に換算して、評価する。 広島に投下された原子爆弾は重量4トン、TNT火薬2万トン相当、つまり20キロトン(0.02メガトン)でした。 無数の通常爆弾や数限りない焼夷弾で攻撃しても、一つの都市をかいめつさせることは非常に困難なのに、たった一発の原子爆弾がもたらした惨状を目の当たりにした時、人々は広島には未来永劫、草一本も生えないだろう。と言いました。 その後つくられた核弾頭は0.06メガトンで、TNT火薬60万トンに相当する。また、ビキニ型の水爆は20メガトンでTNT火薬2000万トンに相当する。
 この事実は、一般市民にとって驚異的な数字であり、戦後日本のジャーナリズムが出版した放射能に関する文献の殆どが、原子爆弾の爆発力は、それに相当する量のTNT火薬のもつ爆発力と同じである、と受け取ったようである。 即ち“ソ連が100メガトン水爆を完成した”と発表するや、人類は100メガトンの水爆を保有し,その破壊力は広島で我々が経験したものの5000倍の威力をもつかの如く報道した。
 広島に投下された原爆は0.02メガトンであるから1メガトンはその50倍で、広島型の50発分に相当し、100メガトンに至っては5000倍、広島型の5000発が同時に爆発した場合と同じ威力がある--------もし、そうだとすれば日本は一瞬のうちに溶けてなくなり、アメリカの保有する8000メガトンの水爆全部が使われれば、地球が二つに割れてしまうのではないか? そんな、誤った認識が、我々日本人からその問題に真剣に取り組もうという意志と気力を、奪い去ってしまったのである。Photo
 そして、その誤った概念が皆さんの中にも無意識のうちに、遺伝子のように組み込まれて、受け継がれて今日に至っている。 ところが、この数式は爆発力の評価としては正しいが、爆発力は破壊力と同じではない、という物理学上の法則をまったく無視しているのであって、現実には1メガトンの爆発力による破壊力は、決して広島型の50倍とはならず、その約3倍程度と算定されているのである。 例えば10メガトンの爆弾は土質によっては地面に半径400メートルの穴を穿つことができるが、100メガトンだからといって決してその10倍の穴を穿つことは出来ない。 穴の大きさは約2.15倍 800メートルを僅かに超える程度にすぎない、という実験結果がでている。
                     各種原水爆の破壊力
                                           
 表  1<o:p></o:p>

                                                           
 

種 類<o:p></o:p>

 
 

メガトン数<o:p></o:p>

 
 

TNT火薬換算量<o:p></o:p>

 

(倍数)<o:p></o:p>

 
 

科学的破壊力<o:p></o:p>

 
 

実戦破壊力<o:p></o:p>

 
 

広  島<o:p></o:p>

 
 

0.02<o:p></o:p>

 
 

2万トン(基本価1)<o:p></o:p>

 
 

(基本価 1<o:p></o:p>

 
 

(基本価1)<o:p></o:p>

 
 

ポラリス<o:p></o:p>

 

核弾頭<o:p></o:p>

 
 

0.6<o:p></o:p>

 
 

60万トン (30)<o:p></o:p>

 
 

330=約 3<o:p></o:p>

 
 

1.5<o:p></o:p>

 
 

ミサイル級<o:p></o:p>

 

核弾頭<o:p></o:p>

 
 

1<o:p></o:p>

 
 

100万トン(50)<o:p></o:p>

 
 

350=約 3.6<o:p></o:p>

 
 

1.8<o:p></o:p>

 
 

ビキニ型水爆又はSAC機搭載量<o:p></o:p>

 
 

20<o:p></o:p>

 
 

2000万トン(1000)<o:p></o:p>

 
 

31000=約10<o:p></o:p>

 
 

5<o:p></o:p>

 
 

最大水爆<o:p></o:p>

 
 

100<o:p></o:p>

 
 

1億トン(5000)<o:p></o:p>

 
 

35000=約17<o:p></o:p>

 
 

8<o:p></o:p>

 

 表1をみると、科学破壊力にくらべ実戦破壊力は、建物、立木、地形の変化等の条件によっては、更に2分の1程度減少するものと考えられていることがわかる。 そこで、攻撃兵器として効率が悪く、かつ運搬も困難な超大型爆弾は実戦では使用しないであろう、ということも理解できる。 とは言っても、仮に広島型の2分の1の爆発力しかもたないものであっても、それは常に恐怖に満ちた兵器であることになんら変わりはないが、日本列島が沈没する、あるいは地球が割れてしまう。というレベルのものではない事がわかってくる。“10メガトンの原爆は、火薬量において1メガトンの10倍であるが、破壊力は2.15倍にすぎない”<o:p></o:p>