『アメリカ炎上』転載弟15弾!!
小石 泉(牧師)著
反キリストの議席
参照:ギガジンより
<http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070618_anti_jesus_freak/>
ゴテゴテとした装飾が施された、熱烈な反キリスト教信者の車
イエス・キリストの像などの装飾がこれでもかというほどに施された車なので、てっきり熱烈なキリスト教信者の車かと思いきや、どうやらその正反対のようです。
よく見ると進化論を肯定するフレーズなど、キリスト教の考えと相反する装飾がところどころに施されていますが、なんだかアニメキャラのイラストなどが描かれた車「痛車」に通ずるものがあります。
詳細は以下の通り。
ゴテゴテとした装飾が施されています。
後ろから見たところ。よく見ると「JESUS」と書かれたステッカーが。
反対側から見たところ。黄色と紫のストライプ模様が目に優しくありません。
正面。こんな車が対向車線を走っていたら目を見張ります。
進化論について書かれたステッカーが。
ボンネットに近づいてみたところ。なんですかこれは…。
ガンジーの言葉が書かれたステッカーがありますが、それよりも給油口にある「Jesus inside」というロゴが気になります。
死刑に反対しています。「キリストに起きたことを見ろ」とのこと。
屋根に乗っているのはキリストの像とサルとバナナがほとんど。
混迷を極めていますね…。
教会の前を通ったら大変なことになりそうな車です。なお、オリジナルの写真は以下のリンクにあります。
ヨーロッパ共同体、EUの議会には六七九の議席があるという。その内、六六六番目の議席は、今は空席であるという。何と念のいったことだろう。かくもあからさまな神への反逆、反キリスト誕生の準備があっても、今のクリスチャンには何も見えないのだろうか。今やEUは反キリストの到来を待ち受けていると公然と告白しているのである。その六六六番目の椅子に座るのは誰だろうか。その椅子からは一三の席が並ぶことになる。イルミナティの最高位に位置する一三家族の席であることは言うまでもなかろう。
シスコ・ウイーラーさんは、それはイギリスのチャールズ皇太子だという。そういう話は前にも聞いたが、私は違うだろうと言った。なぜならキリストが三〇歳でメシヤとしての活動を始めたように、反キリストも三〇歳で立つだろうと思っていたからである。シスコさんはそれについての説明をするのだが、私には到底理解不能のことでここに記す気にはなれない。反キリスト、黙示録の獣、それはもう生まれているのだろうか。確かに生まれていても不思議ではないほど、時代は迫っている。
ところで反キリストについて考えるとき、見落としてならないのがもう一匹の獣、キリスト教会で言う“偽預言者”である。これは神の三位一体の聖霊に相当する地位の存在で、反キリストの支援をする人物のことである。これはヒトラーのゲッペルス宣伝相のような働きをする。その働きを黙示録から箇条書きにしてみよう。
一.地から上って来る
二.小羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。そして、先の獣の持つすべての権力をその前で働かせた。
三.全ての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。
四.地と地に住む人々に、致命的な傷がいやされた先の獣を拝ませた。また、大いなるしるしを行って、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。
五.先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた。また、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるようにし、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。
六.小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。
「地から登って来る」とあるのは地球上の人間社会から生まれると言うことだろう。すなわち既成の組織、国家の中から出てくることを意味する。これまではカトリックの法王などと言われたものだが、最近はエキュメニカル運動(宗教統一運動)の長ではないかと思われる。また「小羊のような角」とあるのはキリストに似た風貌ないしは行動を取るのかもしれない。また「龍のようにものを言う」とあるのは人々を恐怖させ、圧倒するような言葉を語るのかもしれない。
「刻印を押させた」のは反キリストではなくこの獣であることに注意したい。この人物は単なる組織の一員ではなく、本人自身が非常な超能力者である。「大いなるしるし」と「天から火を降らせる」ことさえ出来るというのだ。この火は恐らく旧約聖書の預言者エリヤのような超自然的な火であろうと思うが、科学的なものかもしれない。プラズマなどを使うのかもしれない。
また「獣の像を造」り、その像に「息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるように」するとあるが、世の独裁者が一様に自分の像を建てたがるのはサタン的な発想なのだろうか。また「ものを言う」とあるのはロボットのようなものなのだろうか。そうだとすると最近の日本の人型ロボット技術は大いに役に立つだろう。ホンダのアシモを金に糸目をつけずに拡大改良したらかなりなものが出来るだろう。実際、今日の世界で日本の精密技術が戦争やビジネスに欠かすことの出来ないものになっていることを考えると、これは決して笑い事ではないと思う。