酷暑をもたらした熱波は
漸く峠を越した模様である・・・!
豪雨に次ぐ熱波は凄まじい限りであったが、
台風13号も大したことはなかった。
14号15号も矢継ぎ早だが発達せず掠める程度!
先のことは分からないが、
今年は秋が早いだろう・・・。
そういう感じがする。
日中の暑さは変わりないが風の雰囲気が、
秋の風情を感じさせる。
秋トンボも見受けられるようになった。
予感の通り、
今年の夏は大荒れであった・・・。
これは日本だけの事ではないようだ。
極端な熱波が襲った地域もあれば、
豪雨や、
季節外れの低温を記録した地域もある。
例年でもあるが、
カリフォルニアでは今も山火事の勢いが止まらない。
ギリシャや北欧でも山火事が猛威を揮った。
様々である。
要するに大荒れの地域が世界のあちこちに発生した
と言う事は間違いがない。
熱波と言えば、
地球温暖化を想起するが、
必ずしも普遍的な気象現象とは思われない。
そもそも、
地球温暖化はフォトンベルトが原因で、
二酸化炭素に依る温室化効果ではないという説があるが、
そういう雰囲気感じている一人でもある。
それはさて置き、
大荒れと言えば局地的な集中豪雨だが、
そのの原因は強力な積乱雲の発生、
寒暖の激しい空気の混ざり合いから起こる。
強力な積乱雲はセルとも称せられ、
竜巻も伴う気象現象を呈する。
そうでなくても、
雹や局地的嵐の原因となる。
日本でも見受けられる雹や嵐は、
言っては何だが可愛いものと感じさせる嵐が、
アメリカはコロラド州で発生した。
まさに爆撃と言っても過言ではない。
イタリアでも凄まじい雹の嵐に見舞われた。
ダウンストームで一気に20度Cも気温がダウンしたというのだから、
その凄まじさが分かるだろう。
丁度、
日本の緯度と同じイタリアの西の島である。
それも35度を超す熱波の最中に
それは起こった。
一瞬にして12度Cに気温が下がってしまった言うのだから、
熱波も寒波も紙一重と言うところである。
正確に言うなら、
上空は寒波、
下界は熱波と言う構造である。
米国コロラド州の爆撃のような雹嵐
SARDEGNA: terribile grandinata nel Nuorese!
【転載開始】
米国コロラドスプリングスで発生した「爆撃のような雹嵐」により十数人が負傷し、動物園の動物が死亡
投稿日:2018年8月9日
8月6日 米コロラド州コロラドスプリングスの雹嵐の後の光景
「熱波の中で激しい雹(ひょう)に見舞われる」という光景が、次第に世界のどこでも何だか標準的な出来事になってきていますが、最近起こっているこれらに関しては決して普通というような事象ではありません。
そして、最近の雹嵐は規模がどんどん激しくなっています。
前回の以下の記事では、35℃の猛暑に見舞われていたイタリアのサルデーニャ島で、突然気温が 20℃以上下がり、激しい雹嵐に見舞われたことをご紹介させていただきました。
そして、8月6日、米コロラド州にあるコロラドスプリングという街では、少なくともこの地では前例のないような激しい雹嵐に見舞われました。冒頭の写真は、その雹嵐の直後のものですが、雹のサイズが大きいことがおわかりかと思います。
下の動画は、雹嵐が降り始めた時から 10秒ほどの経過が撮影されたものですが、あっという間に自動車の車体が穴だらけになっていく様子がわかります。
まさに、小さな爆撃のような状態となっています。
雹が降り始めた時と、それからほんの数秒後の写真を並べてみますと、この雹の破壊力のすさまじさがわかります。
雹の降り始めからの10秒間の車の変化
・Huge hail falls in Colorado Springs
コロラドスプリングスの場所
・Google Map
報道によれば、この雹嵐で、コロラドスプリングスにある動物園で、動物(アヒルとウミガメ)が死亡したとのこと。
コロラドでの雹嵐の被害を伝える米国CNNの記事より
・CNN
この動物が被害を受けたコロラドスプリングス動物園には、当日、来園者の車が 250台止められていましたが、その多くが被害を受けたようです。また、この時の来場者は 3400人に上っていたそうで、その中の少なくとも 14人が負傷したそうです。
8月6日 雹嵐の後のコロラドスプリングス動物園の駐車場
・gazette.com
今やどこでもかもしれないですが、このコロラド州ももまた不安定な気象が続いているようで、7月から 8月にかけての雹によって、農作物が何度も被害を受けていることが、現地のメディアで報じられています。
日本を含む東アジアもそうですけれど、アメリカやヨーロッパなど、猛暑と洪水が繰り返されているような状況で農作などのこれからの状況は大丈夫なのでしょうかね。
アメリカとヨーロッパでは、それに加えて収まることのない山火事が発生し続けていまして、これでまったく農業生産に影響がないというわけにはいかいような気はします。【転載終了】