ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

スイレンのメダカ

2011-08-17 05:00:00 | 田舎
帰省したときに気になっていたのが台風による被害、特に今春植えたサクランボの木と、安定感の悪いスイレン鉢、どちらも被害が無かったのは既報通りでしたが、三男がスイレン鉢の水を替えようと言い出したのには閉口しました。

                  

GWではT中君が手伝ってくれたので、案外簡単に満杯にすることが出来ましたが、面倒やなと思っていたら、この水路から池の水が溢れんばかりに落水していたので、1回で取水することが出来ました。

問題はメダカ、こいつを逃がさないように、鉢の水を捨てなければなりません。水を替えなければいけないのか・・・?それさえも疑問です。現にメダカは死んではおらず、鉢の水は酸素も十分で、見た目ほどには汚れてないのではなかったのか。

             

取り敢えずきれいになったのでメダカも見えるようになりました。全部で4匹います。

でもスイレンの葉が大きくて、この鉢ではつりあわない様に思います。上の池にでも咲いておいて貰おうかなとも考えていますが、余計なことはするもんじゃないのかも知れません。

             

暑いのでモモは涼しい日陰へ避難、冷たいところを求めてへたり込んでいます。

既にモモは大阪へと帰っていますが、自分のことをいつもかまって貰いたいこの犬は、居れば居るで喧しいけど、居らねばやけに寂しい家となってしまいます。

                  gooリサーチモニターに登録!

8月11・12日の釣り

2011-08-16 05:00:00 | 田舎
三男に教えられて来てみたものの、この釣り場は凄まじい。真鯛こそ上がってないものの40cmを超えるグレが時々、30cmクラスならバシバシ釣れています。ばらす人も何度か。

私は家の冷蔵庫にあるオキアミを用意して、フカセ釣りを始めたのですが、先に来ていた4人組は次々にグレを上げています。

しかもどれも皆デカイ!こんなところで何故こんなに釣れるのか?苦労して磯まで降りていかなくてもエエやん、楽やん。


             

こちら側に立っている男の子は波止場での釣り人ではありません。船が出船するのを待っているのです。沢山のお客さんが波止場で待っていて、夜が明けてるんやから早く連れて行ってあげてください、大裕丸さん。邪魔ですがな。

             

本来なら釣りと言うものは、少しでも潮通しの良い、ここで言えば灯台の先端を狙うものなのですが、誰もそのポイントで釣りをしようとしていません。

             

何はともあれ、先客の邪魔にならん程度に間隔を取って、釣りを始めましたが、私の方はサッパリに釣れません。海面を見るとエサ取りがわんさか湧いています。

30mほど前に筏がありますが、釣れてる人はそんなに遠くまで投げているわけでもありません。

             

私に釣れてくるのはネンブツダイばかり、隣のグループをよく見るとエサが違うのです。彼らはペレットと呼ぶ養殖用のダンゴを使っていたのです。

             

これじゃ釣れんわ!と10時ごろには諦めて帰り支度、明日はペレットを買って釣りをしようと意気込んで帰ったのでした。

             

翌日、前の日より早く駆けつけたのに、先客が居ました。昨日の人たちではありませんが、同じ広さの場所(前日は4人で釣っていた)を道具や竿を並べて押さえられていました。最初は沢山来てるんやと思っていました。いつまで経っても人数は増えません。写真には二人居ますが、釣りをしているのは一人だけ、もう一人はカムフラージュのためのようです。こんなことを実行する釣り人って今までどんな釣りを経験してきたのか、それともどんな人生を歩んできたのか?悲しい奴やね。

どうやら釣れるポイントも決まっていて、その人は十分知っているようなのです。いくら早朝から来たとしても、そこを独り占めして他の者に釣りをさせないなどと言う行為が許されるものでしょうか。自分だけが釣れたらそれが嬉しいとでも思ってるのでしょうね。思うのは自由です。

             

結局、ペレットをエサとしたものの木っ端しか釣れない私、三男は25cmぐらいのものを一つ釣り上げていました。

いつかここで釣ってやるぞと気を取り直して、帰ったのでした。

三男が居る間は、朝からハードに動いても、帰ってきてからチョット一杯飲めますが、大阪へと帰ってしまった今は飲めません。自ずから朝から釣りなど行きたい気持ちになるけれど、後のことを考えると行きたくもないのです。

                  gooリサーチモニターに登録!

モモの散歩

2011-08-15 05:00:00 | 田舎
早いもので、2週間の夏休みも半分を過ぎてしまいました。

三男が一週間居たので、当然飼い主である当人がモモを車に乗せて、連れてきています。大概の散歩は三男が責任を持ちますが、この日(10日)は、三男が釣ってきたイカを捌くというので、私がモモを散歩に連れて行くことになってしまいました。


             

姫川の村落の手前にある池まで散歩に出かけました。池まで登って来た道を振り返ったところです。

大阪では散歩に公園へ行くと、子供達が野球やサッカーで遊んでいることが多く、モモはそのボールに反応して必死になるのですが、ここでは人っ子一人居るはずも無く、すれ違う人すらありません。

             

一度水を抜いていたことがあって、ブラックバスを壊滅させたはずなのに、またまたバスは居るようです。最近は釣り人も見かけなかったのに、誰かが放流したのでしょう。

一時電線に引っかかった釣り糸に鳥が絡んで死んでいたことがありましたが、それもすっかり取り除いてあり、それ以来下手な釣り人は来ていないようです。、

             

近いと思っても結構歩くのですよ。片道10分以上はかかります。

中央に写っている白いものは池にある倉庫のような建物です。

             

帰途ですが、そろそろ民家が見え始め平地になっています。池まで行くとかなり高いところまで登っていったことになり、あの辺りまで行くと巨大津波から逃れられるのかも知れません。

             

慣れない土地で興奮したせいか、お疲れ気味のモモ。

             

この日、三男は朝早くから大島の田代漁港へエギングをしに行ったのですが、ダメだったようで、大島港の赤灯に替わったら1投目でこのイカが乗ったそうです。600gぐらいかな、これ位が結構美味いのです。

横でおっちゃんが凄くデカイ真鯛を釣ったとのことで、次の日私も大島漁港へ挑戦したのでした。

                  gooリサーチモニターに登録!

串本港

2011-08-12 05:00:00 | 田舎
三男が串本港の方は水が濁ってないというので、9日の朝、日の出と共にカゴ釣りに出かけてみました。

串本港で一番沖に突き出た海上保安庁の赤い灯台のある波止、これ以上車で行けないところまで行き、後は歩いて、5分もかかりません。

左前方に古座方面、橋杭岩がいつもと違った姿を見せています。

             

串本大橋の方に向かって3ヒロの深さで投げますが、何のアタリもありません。三男もエギングやジギングを試みますが全く魚が追いかけて来ないようです。

先客が一人居ましたが、ブッコミ釣りをしているらしく、その人も何も釣れていませんでした。

             

対面の白灯の方、こちらは陸続きになっていないので、歩いては行けません。正面の白い建物は漁協の製氷所、その奥に我が社のマークの付いた建物も見えますが、この写真では分りませんね。

                  

これがこの波止のシンボルの赤灯、いくら手返しをしても、ウキはウンともスンとも言わないので、写真でも撮ってるほかありません。

             

誰方かが灯台の両サイドにベンチまで作ってくれています。釣れないときに座って休むのに丁度いいのですが、逆に考えればここは釣れへんでと言ってくれているようなものともとれます。

                  

灯台の入り口?でしょうか、頑丈そうやし津波が来たらこの中に入っとったら大丈夫なんて、誰も考えないでしょうね。

             

防波堤の根元に小さい魚が寄っているのを見て、三男はフカセ用のウキを持ってきてなかったので、さびき釣りを始めました。

             

小さい魚が何匹か釣れましたが、面白くないのでしょう、すぐに止めてしまいました。

             

釣り座からの遠景、重畳山や橋杭岩、ダイワロイヤル、ホテル浦島などが見えます。

             

灯台の真下にこのような標があり、漁業基点 第277号と記されています。この基点というのは串本漁港全体を指しているのか、それともこの灯台を指しているのか、どうも解りません。

                  gooリサーチモニターに登録!

晴天なのに

2011-08-11 05:00:00 | 田舎
8月8日姫の前の浜、来てから3日目の海です。台風の余波のせいか、波自体はそう荒くないのに、海底がひっくり返っているようで、海は広範囲に白く濁っています。

             

こちらに来た日は中紀で波が荒く、比べるとこちら側はたいしたことはないと思っていました。事実、荒々しい波は姿を見せることなかったので、釣りにはなると考えていたのですが、この濁りです。濁っているせいで魚は釣れないとは思っていませんが、底が混ぜくり返っている状態では魚も何処かへ避難しているだろうと思うのです。

             

こちらへ来て以来ずっと晴天で、誰もが釣りを楽しんでると思っているのでしょうが、海へ来たのはこの日が初めて、しかもこの状態ですから釣りはしていません。

大阪より少しは涼しいと感じているのですが、やはり昼間は暑い、ただ海の傍にいると風も少々あって、涼しさを感じます。

             

小潮周りなので昼のこの時間は満潮時、大潮の満潮時のように磯全体が海に沈んでいるという状態ではありません。

底が荒れているので三男が用意しているワタリカニを獲るカゴも用を為しません。




波の状態を動画で紹介しておきます。たいしたこと無いやんと思われることと思います。

             

ハリセンボンが打ち上げられて死んでいました。いや死んでから打ち上げられたのかも知れません。ハリセンボンの屍が打ち上がっていたと言うべきでしょう。

             

姫川の河口、台風時に流れ着き、そのまま川へと流れていった流木がゴロンと転がっています。この川はこの先クネクネと曲がっているので、これ以上流れていかなかったのでしょうね。

             

42号線のガード下、GWに来たときは工事をしていましたが、今見ると何処をどうしたのかさっぱり分りません。

ここにも流れ着いた材木を積み上げてありました。ヒジキを炊く釜の焚き付けにするのかなと思っています。

                  gooリサーチモニターに登録!

無事でした

2011-08-10 05:00:00 | 田舎
今年のGWに植えたサクランボの木、既に2回来襲した台風によって、どうなってるものかと心配していましたが、どうやら倒れずに無事育っているようです。

私はこのサクランボの実を食べてはないけど、来年は食べれるはず、沢山実を付けてくれるのでしょうか。

私が植えたこのサクランボ、私のハンドルネームの『ぼんくら』に『さ』という字を加えて並べ替えればサクランボになりますが、単に逆に読んでも『ボンラクサ』になるだけで関連はありません。このサクランボにその辺りの事を考えながら、命名をしてやりたいのですが、『ぼんくらさ』も『ぼんらくさ』ももう一つでしょ。いっそ『ぼんくらさん』にしたらとも思うのですが、自分に『さん』を付けるのもおかしいような気がします。

             

一昨年、昨年と植え続けたブルーベリーも今年は結構実を付けています。でも食べ頃になるとヒヨが来て食べてしまうとか、何かうまい対策は無いものか・・・

                  

まぁ、季節ごとの花は植えてあっても、鳥にしたら食べれるわけではありません。ブルーベリーやサクランボ、少しですが食べていったらええやんという気持ちにもなります。

             

台風が来るとなると一番心配だったのがこのスイレン鉢、底の面積が小さいので台風の風によってひっくり返ってるんじゃないかと案じていました。でもどうやら大丈夫だったらしい、やはり作った人はそういうことも考慮に入れているのかも知れません。

             

メダカも生きています。

ところでスイレンの花は咲いたのか、これも来年が楽しみです。

                  gooリサーチモニターに登録!

京セラドームへ行く

2011-08-09 05:00:00 | スポーツ
8月5日、田舎へ来る前日なので忙しく、あんまり行きたくなかったけど、みんなが行こうと言うので京セラドームへとタイガースVSスワローズの試合を観に行ってきました。

前の週にも甲子園球場に行っているので、こう何度も足を運ぶとタイガースファンかと思われてしまいそうで戦々恐々なのですが、私は断じてタイガースファンではありません。マスコミの全国的な規模でのジャイアンツの取り上げ方を苦々しく思う私は、大阪では同じようにタイガースばかりを取り上げていて、そんなエコ贔屓を許していること自体が嫌い、そういう意味では同じ穴の狢なのです。

             

大阪ドームなどとさも東京ドームに対抗するが如く辺鄙なところに球場を作り、集客能力が無いとなると京セラなどと野球に関係の無い民間に売り渡してしまうこの無節操さ、大阪市はいつの間にか人の都になっていました。

             

本当に808も橋があったのか数えたことがありませんが、水の都の大阪は八百八橋と歌われたほど水に縁のある街でした。住んでる私が知らない間によくも水の都を人の都に摩り替えた張本人の顔を見てみたい。よくもまぁ情緒の無いネーミングをするものです。

             

さて試合、なかなか点の入らない白熱した投手戦でした。前方にはこんな可愛らしいカチューシャをしたオバサンが応援していました。

             

7階の裏、ノーアウトで鳥谷にヒットが出て、新井はフルカウントで粘りますがライトフライ、ブラゼルがライト前ヒットで1アウト1.3塁で金本がサードフライ、あぁこれで万事休すかと思っていたら、代打関本がいきなりライト線へヒット、ライトの守備がもたつく間に鈍足のブラゼルまで帰ってくることが出来ました。

             

立ち上がって喜ぶタイガースファン、ところでこの黄色いシャツのNISIMURAって誰?タイガースにそんな名前の選手いました?

             

ここでネクストバッターの藤井がもう一頑張りしていれば、次の打者が久保なのでそれでチェンジでも結果としては良かったのですが・・・

             

8回の表の久保は尻上がりの好調さで三者凡退、裏の攻撃はその久保がトップバッターなので代打でした。なので9回はピッチャーが交代、藤川が登板しましたがいきなり新井のエラー、藤川もイマイチの調子でフォアボールを2つも出して、1点差に詰め寄られます。その後も満塁で攻められますが、バッターもイマイチだったので何とか持ち堪えました。勝利のジェット風船を今か今かと打ち上げたい思いの観衆でした。

             

入場した際にこんな団扇を貰いました。私が持っていても気恥ずかしいばかりです。

             

そういえば、あのバファローズのプラクティスシャツも誰も欲しいと手が上がりません。

                  gooリサーチモニターに登録!

串本祭り

2011-08-08 05:00:00 | 田舎
6日から田舎に来ています。天気はいいのですが、台風9号の影響か、西側の海は荒れ模様、潮岬を回ると少々波も落ち着いています。

串本に到着した当日は串本祭りとか、夜は花火大会があるというので、夜8時から串本港桟橋のほうへと出かけました。今回は三男が一緒なので飲んでいても大丈夫、車でのお出かけです。

             

帰省するのは大抵が土曜日、その日に串本祭りが行われていたのは4年前の8月4日・5日のことでした。例年なら祭りは帰省より1週間早く催されています。

まぁ、来年からはそういうことを考える必要も無くなると思っているのですが、周りは許してくれるのか・・・なかなかすんなりと落ち着くことも出来ないのかも知れません。

             



花火を観に行ったのは写真を撮るため、デジカメに花火モードというのがあり、それで撮ったらどういう風に写るのか、試してみたかったのです。

花火モードで撮ってもなかなか思ったようには撮れていません。撮った後処理が長くて、次の写真がすぐに撮れないのです。

これなんか少しはマシに撮れていますよね。

                  

実はカメラを間違えて持っていってしまったのでした。いつものLUMIXじゃなくて、水中でも撮れるというOLYMPUS製のものを掴んでしまいました。同じメーカーの同色のケースに入れてあったのですが、エライ薄くて軽いなと思ったのに確かめなかったのが運の尽きだったのかも知れません。

串本の何処にこんなに若い子がおったん?と言うくらい浴衣を着た若い子を見かけました。串本の飲食店も皆満員、いつもこんな状態だったら串本も発展するのだろうと思います。

             

花火は大きく開いてから、その後に工夫がなされていることが多く、開いた瞬間にシャッターを切っても、楽しみは後だったということが儘ありました。

             

これからも熊野や白浜で花火が催されるのでしょうが、そんな所まで花火を観るために行きたくはありません。でももう少しタイミングの良い花火の写真を撮ってみたいものです。

                  gooリサーチモニターに登録!

百日紅

2011-08-05 05:00:00 | 大阪にて
どうも家のPCの調子がおかしい!先週末ごろから電源が勝手に切れるようになり、何故かなと思いながらPCを触るとすごく熱くなっているのです。PCが熱くなったら勝手に電源が切れるようになっているのでしょうか。どのPCもこんなに熱くはなりませんし、家のPCだって今までこんなに熱かったのかどうか、触ったこともありません。

PCの蓋を外して前の日曜日は何とか正常には動いていたのですが、一昨日久し振りに触ったら元の木阿弥でした。

この記事を書いてしまえば、次は来週の月曜日ということで、姫の家のPCを使えばまぁ2週間分程度は記事を繋ぐことが出来ますが、その後はどうしましょう・・・新しいPCを買い直さないといけませんかね。

             

去年よりかなり涼しいと思える今年の夏ですが、ようやく昼間の温度も30℃を超えるようになり、彼方此方の百日紅も咲き出していたのに、ここの百日紅並木、今年は一向に咲く気配がありません。

そう感じていたのは先週のこと、金曜日に撮影したものを紹介しています。

             

やっと咲き出した花が2~3本ありました。去年の記事では同じ頃にはもう沢山咲いていて、今年は暑いから早く咲き出したのかとぼやいています。

しかし今年は遅い、それはあまり暑くならないからなのか、春の花も全体的に咲くのが遅かったように覚えています。

             

百日紅の花がどのように咲いていくのかと興味津々だったのですが、花が高い所にあるせいもあってか、よく解りません。木曜日は全く花の気配が無かったのに、次の日にはもうこれだけ花が付いているのです。

普通の花のように蕾ができて、大きくなってきて、暫くしたら咲くという構図ではないように思います。

             


例年一番花を付ける木も未だ一つも花を付けていませんし、花が早く咲き出す木と、花が沢山咲く木はまた別物でしょうが、こうも沢山同じような木が並んでいると、何か規則性があるように思っていろいろ考えてしまいます。

             

去年はこちらの百日紅の方が断然早く咲いていましたが、こちらの木も未だ咲く気配がありません。

全然咲いてないと思っていたら、並木の一番西側、普段通らないところに1本だけ花を沢山付けていました。それが一番初めの写真、ミカドの工場跡の前辺りです。

                  gooリサーチモニターに登録!

鴨神社

2011-08-04 05:00:00 | 大阪にて
川西市加茂にある鴨神社、加茂=鴨に擬えているのでしょうね。

実際、京都には下賀茂神社が有名ですが、下鴨神社も(正式には賀茂御祖神社)あり、全国にも加茂と名のつく地名は先般の洪水被害にあった新潟の加茂市、岐阜県にも美濃加茂市(最近は合併する市町村が多いので現在その市があるのか確認してません)があります。字名などを数えるとどれだけあるのやら、紀勢線にも加茂郷という駅がありました。

古来日本国では、鴨=加茂=賀茂というイメージで、鴨が敬われ、崇められ、祀られてきたのでしょう。方丈記で有名な鴨長明、人物にまで使われています。

             

この石段は未だ新しい、古くからこの地にあった神社ではなかったのでしょうか。

           

鳥居を潜るとすぐ右側にこの案内板がありました。この地に弥生時代から平安時代にかけて集落があったのですね。となると平安時代以降はどうなってしまったのでしょう。

平家物語の時代にはこの川西の多田地方に住んでいた豪族・源頼光が力を付けていますが、その隆盛と関わりがあるのかも知れません。

                  

鳥居を抜けて広場を過ぎると鬱蒼とした木立の中の道を歩きます。炎天下に曝されているとこの木立の下のヒンヤリ感がとても嬉しい。何処かに腰をかけたくなります。

           

木立を抜けてようやく標柱の前へ、ここからが神社の境内なのでしょう。

             

境内の一角には弥生時代の様子を描いた絵が掛けられていました。平安時代まであった集落跡なのですから、弥生時代に特化してしまうのは早計だと思うのですが・・・

                  

拝殿の前にはこのような貼り紙が・・・大祓人形神事、人形(ひとがた)に氏名・生年月日と書いて出しておけば、厄除けのお祓いをしてくれるそうです。悪いところに印しを入れておけば治してくれるなら、お願いするかも知れません。まるで平安時代の陰陽師、安倍晴明を彷彿とさせます。

             

手水所、『カラスよけ』なる紙が見え、よく見ると黄色い糸が3本横に張ってあります。カラスが水を飲みに来るのを防いでいるのでしょうか?カラスも邪険に扱われたものです、八咫烏なら神様なんですがね。

             

この標柱は古そうに見えましたが、昭和45年の建立です。大阪万博の年、私が社会人になった年、以来未だ41年しか経っていません。この神社、案外新しく出来たものかも知れません。

             

木立の中の参道の途中にお祓所がありました。

             

大きな岩や石を崇めるのが好きな日本人です。なんかジメジメしていて長く居ると蚊に刺されそうです。

             

帰途の道中から川西池田駅方面、最明寺川沿いの青田が目を惹きます。住宅街ですが、まだまだ田圃や畑が残る川西駅南側です。

                  gooリサーチモニターに登録!