ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

アヘン王

2005-12-20 08:53:03 | 読書
山本一力の『あかね空』を読んでから、倫理関係の本などを読み、しばらく小説とは付き合ってなかったのですが、年内最後の本として西木正明の昭和のアヘン王を描いた『其の逝く処を知らず』という小説を選びました。
別にアヘンに興味があったわけではありませんが、西木某がなかなかの人だということで読んでみることにしたのです。

文庫本で500ページほどあります。チョット分厚い本です。

太平洋戦争に突入する前後の中国大陸でアヘンを取り扱った「里見甫」という人の生涯を、戦後GHQに捕らえられてアメリカの軍人から聴取を受けるという方法で里見の生涯を描いています。

孫文から始まり、多くの軍人の名前の他に、吉田茂や岸信介・佐藤栄作や右翼の児玉誉士夫、それに共産党を除名された野坂参三らの名前も出てきます。
芸能人では森繁久弥や芦田伸介の名も・・・

年内に読みきれるかどうか、面白ければ読めると思うのですが・・・


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