ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

御影公会堂

2009-02-26 05:00:00 | 神戸にて
石屋川と国道2号線の交差する地点の北東側に古めかしい建物が建っていました。
昭和8年の建設と言うことで、戦災や大震災にも耐えてきた建物です。

野坂昭如氏の『火垂るの墓』は、この辺りが舞台でした。

         

公会堂の西側の石屋川にかかる橋ですが、大正15年の建設です。宮本輝の『流転の海』の主人公・松阪熊吾がこの辺りに住んだ頃には、この橋も公会堂も共にあったのです。

         

色褪せていますが、立派なレンガ造りの構造です。何故か窓がモダンですよね。

              

ここは側面で何かの出入り口に使っていたのでしょうが、現在ではこのような厳重な建物はなかなか見ることが出来ません。

         

地下1階にある食堂、公会堂にある食堂なので低価格かと思って来たのですが、案外高くて、ここで食事をするのは辞めておきました。

         

私共労働者としては、お昼の食事にこれだけ奮発するのは、年に何度あるでしょう?建物が古いのですから、値段も昔のままにしておいてくれたら・・・と思うのは私だけでしょうか。
いや、最近のデフレ傾向を反映していないだけで、そういう面で古い価格が残っているのかも知れません。

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