ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

1月18日の釣り

2012-01-25 05:00:00 | 田舎

先週は月曜日から天気が悪く、垂れ込めた様な薄暗く厚い雲が覆い、月曜日は天気予報も午後から雨というので、釣りに行こうか迷っていたのですが、出るのを躊躇ってるるうちに昼になり、結局は釣りには出ずでした。雨は夜になって降り出し、翌朝目を覚ますと庭はびっしりと濡れていました。空も前日同様曇っているし、姫の前の海は波も高く、とても釣りに行こうと言う気分にはなれません。これも若いころとは随分違う感覚になってしまっているものだと納得したのでした。

             

水曜日になってやっと陽が差すようになり、気温も上がったのでいつもより早く釣りに出かけたのでした。

驚いたのはもう腰の曲がった歩くのもおぼつかないようなお婆さんが二人連れでやって来て、アジ釣りを始めたこと、最初の写真に先端のほうで写っていますが、海に落ちないのか心配でした。この波止場では私は初めて見かけたのですが、釣りは慣れているようで、結構アジを釣っていました。

腹が立ったのは、私の前ではありませんが、アジ釣りをしている人の前で操業しだした船、それは失礼でしょう。よく見てると漁船の人もアジ釣りをしています。カゴにアミエビを入れている風でもなく、波止から釣ってる人の撒き餌で自分はサビキだけで釣ろうという魂胆なのか、でもそんなことでは釣れている気配はありません。

             

私は前回と同じようにコマセを作り、手前にアジを引き寄せ、沖目でグレを釣ろうという作戦、昼まではそれで粘ってみようと思ったのですが、何も釣れません。アタリはあるのですが、いつものヒョコヒョコしたアタリでもなく、言ってみればヒョコだけなのです。それでエサが無くなってしまいます。いつものアタリならいつまで経ってもエサ自体は無くなることなく、ウキが入ったり浮いたりし続けるのですが、一回のアタリでエサが無くなるのは何か今までとは違うものが食っているに違いありません。でもヒョコだけなので合わせることが出来ないのです。

昼からは大祐丸のにいちゃんが教えてくれた作戦に切り替えました。

目の前の二つある養殖イカダの真ん中、50mほど投げるとV字型になった溝があるので、深さは15~6m、そこに大きい奴がついてるかもしれんと言うのを信じて、カゴ釣りに切り替えたのでした。

でも釣れませんね。刺し餌をペレットですると、エサは無くなりませんが、オキアミだとアタリも無いのにエサは無くなります。どうしたものか、少し手前に投げるとウキは一旦は立つのに、暫くすると寝てしまいます。タナが合ってないのかも知れませんが、あまり浅くとってもアジにつつかれるだけなので7ヒロぐらいで続けました。

             

ところでこのサギ、この日も表情を変えることも無く、何をするでも無く、じっと魚をくれるのを待っています。このような奴が誰かに似ていると先日書きました。そう、それは天皇と同じなのではないかとふと思ったのです。働くのでもなく、国民が納める税金を待って、それで飯を食ってるのに、国民に礼を言うわけでもないその姿がこの無礼なサギと同じように思えるのです。

             

結局、この日は全く何も釣れず、こんなことなら樫野へでも行ったらよかったとか思ったけど、もうこの頃は地磯へ行くのも面倒な気がしています。せっかく買った背負子も一度使ったきりかな、でもこの頃はやはり独りで磯へ行くのは危ないと思うのです。

木曜日はまた雨、金曜日は当初から釣りをする予定にしてなかったので、何処へも出かけませんでした。土曜日に帰る段になって姫の海を見ると物凄い波、きっとずっと海は荒れていたのでしょう。ところが車を走らせていると出雲でも磯釣りしている人は見かけたし、周参見あたりでも磯に渡ってたなぁ、東側だけが荒れていたのですね。

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