ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

伊和志津神社

2008-07-16 04:40:00 | 大阪にて
今通っている伊孑志と逆瀬川駅の中間にあった伊和志津神社です。

       

『延喜式内の大社』『宝塚随一の古社』と大変たいそうな触れ込みの神社です。
でも宝塚では売布神社や清荒神の方が有名だと思いますけどね。

延喜式に載せられている神社を式内社と言うそうですが、全国で2861社もあり、数から言えば希少価値があるとは思えません。

       

確かに『伊和志津神社』と掲げられています。でも境内には・・・

            

『伊和志豆神社』と書かれた碑があります。
津と豆では随分意味が違うと思いますよ。

延喜式神名帳にはきっと豆の方で載ってるんではないか、津の方は豆よりかっこいいから最近になって変えたのではないかと、あらぬ想像が駆け巡るのですが、いかがなものでしょう。

『いわしずじんじゃ』と読むのだったら、『豆』や『津』ではなくて『頭』の方が意味が解りやすくないですか。鰯の頭を祀る神社なんてね。

       

燈篭から社殿から狛犬まで何か全てが新しくて、古社と呼ぶには相応しくないような雰囲気です。

       

鳥居だけが古そうで、そこだけ歴史を感じます。

       

こうして見ると古い燈篭や狛犬も残っていますが、いくら延喜式に残っていても平安時代のものである確証はありません。

この燈篭は古そうですが、鳥居の下にあった鳥居は最近のもののようです。両方ともくびれが急なので、地震などの災害には弱そうですが、明らかにこの燈篭は阪神大震災にも耐えることが出来たのですね。

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