創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

商品企画でなくても

2017-10-12 04:13:14 | Weblog

 おはようございます。

 商品の絵とその商品を使う絵を昨日説明しました。説明用に箇条書きを創り、絵を見て満足している状況の次の話です。説明したい論旨を1枚の2次元座標のイメージ図像にまとめる方法です。これも過去に書きましたが、絵がありませんでした。新規商品・企画の成功学の第6章には、絵付きの説明がありました。この章の説明です。

 座標軸の名称になるように用語を修正し、用語に合わせて4項目の箇条書きを修正します。満足できる図像になるまで、修正を続けます。良い絵になったと思えたら、その箇条書きを文章に戻します。すると商品の絵と状況の絵を書き直したくなるかもしれません。

 ですから、ヒアリング用の2つの絵がオブジェクト指向のオブジェクトのように私には思えました。できた絵をさらに他の絵にはめ込むのが面白くなりました。絵を1つ書く度に、新しいアイデアが浮かびました。その度にまた新しく絵を書くと、絵も増え、アイデアが広がりました。どんどん絵ができ、数列ならぬ、絵列になりました。

 逆に、新しい絵にアイデアが統合され、非常に単純な絵と概念に収束していきました。絵の中に書かれる絵の一部または大部分はコピーで使いました。適当に縮小し、切り取って、貼りました。1枚の絵としては同じ大きさで、A4の上半分程度が私の定石でした。

 この過程で新しい技術や市場に気がつき、ゆっくり何日か、できた絵を眺めていると、さらに良いアイデアが浮かんできました。アイデアも絵も浮かんでこなくなれば、この商品に関連するアイデアが出尽くしたと考えました。

 2次元図像の絵を基に、説明の文章を考えただけで、プレゼンの説明が上手くできます。最初は漫画の吹き出しや、絵の説明のキャプションでも構いません。分かり易い文ができたと思えたら、逆にその文章を4項目の箇条書きに表わします。プレゼン資料も分かり易くなり、プレゼン説明準備完了です。

 若い人はぜひ絵にする練習と箇条書きの練習をしてください。創造性の開発の手法で説明した、目的語を先頭に置いた同じ文字数程度の短文に拘らないでも結構です。2、3か月、絵と箇条書きの練習をお勧めします。メタ知識が自然に身につくでしょう。学校でも大学でもこのようにして教えられました。

 仕事のために短時間で身につけたいなら、目的語を先頭に置いた箇条書きを練習するのがお勧めです。

 今日はここまでにします。

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