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随時随所楽しまざるなし

パチンコ玉の人生

2015-05-02 04:00:00 | Weblog

 おはようございます。

 私も今年70になります。あっという間にこの歳になり、無職の風来坊ならぬ無職の主夫になりました。ブログを書く時間はおよそ2時間、他の人のブログを読むのが1時間です。テレビは見る暇はなく、新聞はトイレとバスの中で読む程度です。本はほとんど読みません。犬の散歩が大変です。

 ブログのお蔭か、自分の人生を顧みることが増えました。優しい担任のお蔭もあり、喧嘩と野球に明け暮れられていた初等科時代。怖い担任のお蔭で英語の勉強はした中学。嫌いな担任のお蔭で孤独に勉強した高校生活。野球部に入り友達がクラスに居なかった駒場の時、野球部をやめて友人関係が狭まった本郷の時。

 大学でも仕事など考えたこともなく、訳の分からない研究室に進学したは良いが、大学紛争で迷いが増えた修士課程。修了の年、3月27日か28日に富士通入社を決めた場当たり人間。所属を2年程度で移り歩き、遂に仕事が嫌いになり、高専で教えて暇つぶし、遂にシャープへ転社。5年で商品企画が嫌いになり、研究、営業、研究企画、事業企画などなど新部門を渡り歩き、窓際族となり、女子大の非常勤講師に専念し、執筆活動に励みました。そして定年。顧問を数社で経験し、学校の非常勤だけが残ったのです。

 要するに、いつも次をいい加減に、すぐ選べる道の中から安易に方向を決めて来た人生だと言えます。勉強や仕事だけでなく、趣味も私生活もそのように、大事なことを簡単に考えもせず感覚で生きてきたように感じています。安直に続けられることは続くのです。でもその結果に大変に満足しているのです。本当に不思議です。

 このような男は、小学生が社会や仕事を学校で考えられるのが不思議です。中学生が必死に部活をしているのも、高校生が一人で読書しないで友達とだべっているのも不思議です。未来は個性で成否が決まるのに、安易な就職本で個性を殺しているのも不思議です。

 素敵な人はちょっと見は普通のようで、付き合うととても個性的です。個性的の点では私も素敵な方に負けているとは思えません。だから私は自己満足しているのでしょう。勝手にしてきたのが良かったと思っています。寅さんのように周りに迷惑だけをかけてきたことをいつも反省していますが、後悔先に立たず。でも私は満足、すみません。

 今日はここまでにします。

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