Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

令和2年度 全国選抜東海地区大会に向けて②

2020-11-13 22:48:00 | 練習
いよいよ明日に迫った東海大会。

大会前日の今日は、大会会場である東山公園テニスセンターで練習するために、午前中は授業を受け、午後から公欠を頂きました。

学校を出発する前には、副キャプテンの松田より選手と顧問にとまさかの差し入れを頂きました。
団体戦メンバーに入れず一番悔しい想いをした選手だからこそ、差し入れという心遣いがとても力になります。

ありがとう、松田!!



そして無事、東山に到着し、少しの時間ではありますが、練習を行いました。


もちろん本日は、大会に出場する他の学校も同じように練習しており、いよいよだなという感じです。

明日11月14日(土)10時より1回戦が開始され、終了次第、すぐに準決勝もしくは敗者復活1回戦が行われます。
全国選抜に出場するには、とにかく明日勝たなければいけません。

まず明日の初戦は愛知県の優勝校である名経大市邨と対戦します。

全国でも活躍する強豪校がいきなりの初戦の相手ですが、まずは大きな舞台でいいスタートができればと思います。


正直、東山公園テニスセンターは私自身あまり良い思い出がありません。笑

高1の時の東海選抜。新卒時の母校での監督1年目での東海選抜。と2回中2回、悔しい想いをした会場です。


明日は3度目の正直。
選手たちがきっとやってくれることと100%信じて、明日を迎えたいと思います。


応援のほど、どうぞよろしくお願いします。

第43回全国選抜 東海地区予選に向けて①

2020-11-13 06:57:15 | 練習
今週月曜日の自主練習には大会前としては考えられない行動がありました。


彼らは反省の意思を見せましたが、

改めて、いよいよ今週末に控える東海地区予選にどのような気持ちで挑むのか。

自分の気持ちと向き合うために今の想いを文字に変えて書かせました。(約800字)


以下、団体戦メンバー9人の文章、一部抜粋です。



「自分たちの今の目標はただ一つで、たとえ難しいと言われて続けてもこれまでの感謝を全てぶつける想いで、東海地区大会はチームみんなで勝つのはもちろん、自分が出場する試合は必ず最後まで諦めず、自分たちの勝利、そしてチームの勝利のためにひたすら挑戦し続けること。東海大会を勝ち進み、全国大会に出場することが、感謝の気持ちを伝える恩返しになると思います。」


「東海大会では’チーム’で勝つ。個人一人ひとりが頑張り、さらにチームのための行動がどれだけできるかどうかが勝敗に関わってくると思う。自分が月曜日に作ってしまった雰囲気は今まで練習をしてくれた多くの方にも申し訳なく、もっとできることはあったと思う。今回の反省で、自分の無力さに申し訳なく感じたし、これから自分のするべきことがたくさん見つかった。あと3日、自分が変われば、どれだけでも変わると思う。だから必ず、チームで勝つことで自分たちが変わったことの証明になる。みんなにとって東海大会は人それぞれだと思うけれど、今の自分にできることは自分が変わり、チームのために必死で闘うことだけだと思う。」


「東海大会に出場できなかった人やいつも応援してくれる家族やコーチ、自分たちのためにご指導してくださる先生のためにも東海大会で全力でプレーして、勝利を勝ち取り、全国選抜につなげられるように頑張りたいと思います。自分は怪我が多く、家族や先生にたくさん迷惑をかけているので、少しでも恩返しができるように、感謝を忘れず、全力で勝負して、絶対に勝ちたいと思います。」


「私はこれまで何度か東海大会に出場しましたが、まだ一度も勝てたことがありません。しかし、その時負けても「相手が強かった」と思い、現実からずっと逃げていました。でも今回はそんな自分にも勝ちたいし、チームの勝利のためにも勝ちたいと思っています。そして今回は団体戦。自分一人で戦うわけではありません。応援してくれる、支えてくれるチームメイトがいます。今回、試合に出場できないチームメイトもいます。そういったチームメイトのおかげで実現できる勝利があるので、チーム一丸となって東海でも独特の空気に押しつぶされないようにチームメイトと士気を高めていきたいです。自分は全国大会に出場するだけでなく、全国大会で勝ちたいと思います。津東のS1として絶対勝ちます。」


「出来ることからやっていくべきだと思うので、いつも言われている声出しや行動を素早くする、挨拶をしっかりするなど基本的なことをしっかりすることから始めていくべきだと思います。」


「自分はいつも自分自身に自信がなくて何事もすぐに逃げてしまう弱い点があって、いつも試合に負けてしまうので東海大会まできたからには、自信を持って自分の出せる力を全て出し切って、全国につなげられるように頑張ります。自分は初めて団体戦メンバーとして選ばれ、さらに東海大会までくることができました。だからこそ、自分が今まで練習して身につけてきた自分の力に自信を持って全力でプレーすることで、今回の団体戦に出場できなかったメンバーも納得
できようにすることがまず一番です。」


「今回の東海大会に出場できたことをとても嬉しく思っています。しかし県大会から東海大会への権利を得るための試合で負けてしまい、このままではチームは勝っていても自分がまだチームの勝利に貢献できていないので、しっかり責任を持って試合に勝ち、チームの勝利に貢献したいと思っています。東海大会に出場するということは三重県を代表して出場するということであり、津東テニス部内にも団体メンバーに入りたくても入れなかったメンバーもいて、今回東海大会に出場できなかった人たちの思いを背負って戦うつもりでいます。」


「県大会で準優勝をして多少なりとも満足していたのも事実です。今回の試合は団体戦なので、自分だけが中途半端な気持ちで挑んでしまってはいけないので、気持ちを切り替えるには少し遅かったですが、残り少ない練習をしっかり気持ちを入れ替えて練習に望みたいです。今までの悔しい気持ち、保護者にもたくさんの送迎を敷くいただいた分をしっかりと結果として示したいと思っています。中学の頃の悔しさ、昨年の悔しさ、今までの気持ちの弱かった部分や実力として不足していた部分を残りの時間で直す努力をし、気持ちで必ず負けないという気持ちで試合に臨みます。」


「自分が東海大会で勝ちたい理由は2つ。一つ目はチームで決めたから。何回も集まり、それぞれの意見を言い合い、考え、作ったからにはその目標に向かって努力するのが普通です。2つ目は自分が壮行会で発言したように、日頃迷惑をかけている方々や先輩方、家族に感謝と共に’全国に出場します’と報告をして、喜んでもらい、’苦労して育ててよかったな’って思ってもらいたいからです。自分の意気込みは、感謝を伝えるためにも、補欠という枠にとらわれずにシングルス、ダブルスのどちらに選ばれても勝ち、自分たちが決めた目標を達成する。」




書くことは考えること。

考えることで想いも強くなっていく。

それは姿勢、プレーにも必ず表れてくるはず。



さあ、津東高校テニス部として’チーム’のために’誰か’のために自分が変わることを恐れるな、自分と闘うことを忘れるな。