今週は四国内を
西に東に奔走しています。
月曜日には愛媛県へ、金曜日には香川県の金毘羅さんへ
何故、金毘羅さんへ行くのかというと
金刀比羅宮・奥書院で4月8日~6月11日まで
開催されている
金刀比羅宮 特別展
「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」
を鑑賞するためです。
予め鑑賞日と時間を決めてサイトに
予約を入れておき、入場QRコードを印刷して
持っていきます。最近はこういうシステムが多いですね。
当日は朝5時起きで、
8時1分高知駅発の特急南風に乗るために
おっさん2に友達と2人、送ってもらいます。
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みどりの窓口で切符を買いますが
予め友達の調べた往復運賃9,400円を
別々に買おうとしたら、若い係の男性が
「二人分一緒に買うとお安くなりますし、無料で
指定席にできます」と、親切に教えてくれました。
「ホントに?ありがとう!」
なんと!一人往復運賃が7,000円になって
2,400円もお安くなりました。
二人ともこの親切なJR四国の駅員さんに
感謝、感激してルンルンで岡山行の電車に乗り込みました。
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なんと!黄色のアンパンマン列車で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/de/b1c3fc825c3356465d0d6e36db9945ac.jpg)
天井にもアンパンマンが・・・・・
平日だし、どうせ車内はガラガラだろうなと
思っていましたが、さにあらず徐々に満席に近い
状態になりました。
高知駅発だから、早めに来て指定席にして正解でした。
香川県琴平駅まで1時間33分の行程です。
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途中の停車駅大歩危(おおぼけ)駅にある
かずら橋のミニチュア版。
笑っちゃうね。
JR四国の列車に乗るのは何年ぶり?
イヤ何十年振りかも・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8a/3d8b86faabf6a92e669423fd85afc60e.jpg)
レトロな雰囲気の琴平駅
金刀比羅宮 奥書院まで約25分の行程です。
さて階段は何段あるでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d9/42bc947e80964c91de133a4ab231f89a.jpg)
表参道から上り初めて22段目
この辺りはまだまだ序の口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9b/846357a3f0ba65ab0eef4a78db4a7013.jpg)
なにーここでまだ294段目ー
気温は25℃くらいだし、太陽は隠れている曇り空なのに
額から汗がポタポタ落ちてきた
上着をぬく。
なんか鳥居がある所まできたので
期待を込めて「ここが大門?」とつぶやいたら
お店のお姉さんが「まだまだ!」
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やっと辿り着いた大門。
ここまで365段。
振り返ると讃岐平野が、遥か下に広がっています。
ここまで上がってきたんだ~
偉い!と自分を褒める・・・・けど
もう金毘羅さんの階段を上ることはないだろう
できないだろうなと思う。
スマートなお友達に、おデブさんは遅れをとって
水分補給をしながらマイペースで上がる。
やっと奥書院の少し手前の
高橋由一館までたどり着きました。
ここでは
NHK8K文化財プロジェクトとして
伊藤若冲「百花図」を8Kで鑑賞することができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b8/72647aa9d8aa86597915bac9b9890aac.jpg)
予約している11時までまだ時間が
充分あるので、入ってみることに・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/47/955f61abd8a3266e22458eca04da3251.jpg)
伊藤若冲「百花図」のある奥書院上段の間を、
3DCG「8K文化財」で再現し
見たことのない超アップの「百花図」を
自分でコントローラーを操作して鑑賞できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/56/6373143ed14b818cf130d593f0f19484.jpg)
2021年11月より修復に出していた「百花図」が
今年3月に修復が完了したことを記念して
通常非公開の奥書院を9年ぶりに特別公開しています。
奥書院では写真撮影禁止になっているので
ここで、撮らせて頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7f/e7eeec29eca1a1a48f1fae92611c131a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a6/15cd92b69a7f079ec2483d1ec1042854.jpg)
透明感のある蓮の花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/a2/776988ed6399186e31d3dfcf9b89e876.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b7/e28910a9ada9b1511e601e32552632f2.jpg)
桜の花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/2f/13bf310f418d16aa73aebf5d7eb6cd21.jpg)
ヒマワリ
若冲独特の感覚で捉えた色彩と形態がみられます。
虫食い葉がリアル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/32/54e3941dc14adb0ab4da3594e564c617.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/11/efd54989275b4baefb337d69f69a03e9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d1/ec54c948a129b1925af527f385dbea43.jpg)
若冲は一つの植物の生から死を描いています。
蕾の花、開いた花、枯れた花、花びらが散った花。
そこには若冲の植物へのリスペクトや愛情を
感じると、ヤマザキマリ氏は語ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/05/7deff0dd0e91e9187317d10900626560.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/99/d080a14dd6a324f63ea6d4a312a14fe8.jpg)
花びらは散ってありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/86/a127787d908e4f87b2a6e847afab4235.jpg)
ひと際目を引く紫陽花の蒼
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/51/4898228f091e1fa1fbbc789f33c1d69e.jpg)
梅の花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a8/6706bfcad4942efba2feea44ae19420f.jpg)
色鮮やかな牡丹
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/79/363a3d1e9b65843a9603680dd3d9bf63.jpg)
芍薬
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/6e/598977e4d35185404eb710ad43b4a7eb.jpg)
ハイビスカス
200年前にもうハイビスカスがあったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b5/581d789256a78eb65453cc135c4e195b.jpg)
これは何の花?
若冲は狩野派を学び、宋元画を模写したり
その後実物写生へ移行して、「本草学」の影響も受けている。
江戸時代後期の飯沼慾斎の「草木図説」を
牧野富太郎は調べ、「増訂草木図説」を刊行しています。
なんと!伊藤若冲と牧野富太郎博士の
微かな接点を発見!
伊藤若冲の「百花図」を8Kで鑑賞した後に
少しだけ階段を上がって、遂に到達500段!
金刀比羅宮 奥書院に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/41/860bfecfe191210f2c611ddfb6387940.jpg)
若冲の「百花図」は
綿密な写生に基づきながら、その画面には
どこか近代のシュルレアリスムにも通じる
幻想的な雰囲気が漂っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c4/4f0022cc7b3e9d86be351c3cdf85a904.jpg)
若冲は当時の最高品質の画絹や絵具を惜しみなく
使用したため、200年以上経った現在でも
保存状態が良く、褪色も少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/77/e8da2997eb2c2a5ea51bc7f119835019.jpg)
文化財の修復は
本物としての価値を損なわないために
現状維持修復を原則としています。
だからこの若冲の「百花図」には色が剝げ落ちたままの
絵も存在しています。
これ以上の劣化をくい止めることが
文化財修復作業と言えます。
若冲の「百花図」の他に
丸山応挙の「遊虎図」邨田丹陵の「富士山図」など
多数の展示作品があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b6/d26e93c781dd35eb1f9be93caa0283e4.jpg)
ここから後、286段で本宮到達ですが
その体力が残っていません。
リポビタンDが欲しい!
丁度お昼なので
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bf/5db32ffcac694ff0dd8863ed57870206.jpg)
神椿 資生堂パーラーに入ることに・・・・
ミニブランチをオーダーしたら
「20分ほどお待ち頂くことになりますがよろしいでしょうか」
とのことで待ちますが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/9a/25de90dc951140061c63d70f79259b5e.jpg)
後から来た隣の方がオーダーしたパフェは
直ぐに出来ました。
20分どころか40分待ってやっとできた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d4/3d4dae4d0c59d9813dfcde67292d4c1d.jpg)
鶏のガーリックライス、サラダ、コーンスープ
全てが少量(ミニブランチだから)で、
大食いの私は後、讃岐うどんが食べられるほど
お腹に余裕がありましたよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/4a/690281a54b5da549dcab259a767e6f8a.jpg)
お友達がオーダーしたカレーライス。
ミニブランチはこの2種類だけ。
お友達の感想は、ボンカレーの味がしたそう。
その上、熱々ではなくぬるいカレーだったそうよ。
コース料理もありましたが、予約でいっぱいでした。
御手洗の水が出ないなど
資生堂パーラーには散々でしたが
もときた500段の階段を、気を付けて降りていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/4d/306c074e60cf0655cadb838c80bdd93b.jpg)
お留守番のおっさん2へのお土産です。
灸まんは、帰るなり2個パクつきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/80/f70793b73dadcb0aa267871d14b0609d.jpg)
NHKと奥書院でもらったクリアファイル。
展示作品と観る人との距離が離れすぎていて
リアル感に欠ける部分もありましたが
その分、NHKの8Kで若冲の描く宇宙を
鑑賞できたことは良かったと思います。
今度は若冲の代表作の「群鶏図」などの
展覧会があれば是非とも出かけたいものです。
今日も来てくださってありがとうございます。
理由として、安心と安全なキャラクターの使用が好ましいことと、アンパンマンのアニメで「顔がぬれて力が」というシーンがかつての京急1500形電車や新1000形ステンレス車、相鉄8000系電車の事故を連想させて不吉・不適切なことと、京急沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやプリキュア、相鉄沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやアイカツ、からかい上手の高木さん、ポッピンQ、怪盗ジャンヌが好きな人が多いためです。
まいんどさんは、キャラクター列車に大変お詳しいのですね。
JR四国でアンパンマン列車が走っているのは、アンパンマンの作者のやなせたかし氏のご両親の出身地が、高知県だったので、香美市香北町にはアンパンマンミュージアムなどがあります。
そんなご縁でアンパンマン列車が走るようになりました。