このケヤキの幹が好きで
よく見とれていますが・・・・
よく見ると、空蝉が・・・・
空蝉は紫式部の書いた源氏物語に登場する
女性に対する通称で、
光源氏が空蝉の部屋に忍び込むも、空蝉が
上着のみを残してするりと逃げてしまったことから
そう呼ばれています。
空蝉の身をかへてける木のもとに
なほ人がらのなつかしきかな
あなたは蝉が殻を脱ぐように
衣を脱ぎ捨てて逃げ去って行ったが
その木の下でやはりあなたの人柄が
懐かしく思われますよ
源氏物語の中の空蝉も夫がいる身であるのにも
関わらず、光源氏に惹かれて関係をもったり
しています。
同じくNHKの「光る君へ」のまひろも
年上の宣孝と結婚しているのに
道長と再開し一夜を共にする。
そして道長の子を妊娠する。
宣孝と一緒になるとき、思い人がいるまひろは
「私は不実の女」と言うが、それでもよいと
宣孝は承知の上で結婚したのだから
「その子はわしの子だ」と言う。
朝廷での要職に取り入ろうとする宣孝の打算か
それとも
平安時代は性に寛容であったのか
また
不貞という観念がなかったのか
現代の概念から逸脱した平安の世は
なんと雅であったことか
それは現代でも使われているかな文字の
文化が引き継がれてきたことからも
分かるように、おおらかな人間性が
存在していたからではないでしょうか。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
戻り梅雨が続いています。
雨の合間に少しでもと
バラの間の草取りをするのですが
見えない程のポツポツ雨が止みません。
そんな中でも
咲いてくれた可憐なマルク・シャガール
ハイデイクルムローズ
真宙（まそら）
ディスタントドラムス
トイ・トイ・トイ！
クレロデンドルム・ウガンデンセが
清楚な花をつけています。
真夏は日向を避けた方が良いようです。
たくさんの扇のような葉に
存在感がありますね。
名前もその通りのヒオウギ
今日も来てくださってありがとうございます。