夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

トルコ地震に思う

2023年02月14日 20時22分41秒 | 旅行


トルコ・シリアの地震の死者が
東日本大震災の死者を超える35,000人に
なりましたね。
被災地の人々の悲しみ、苦しみは
計り知れないものがあると思います。

テレビの映像を観るたびに
なんでこんなに建物がパンケーキクラッシュと
呼ばれる潰れ方をしているだろうと思います。
私はパンケーキより、ミルフィーユ状クラッシュだと思います。
それほど建物が上から下にそのまま潰れています。
鉄筋が一つもなくて
手で曲げられそうな鉄骨しか見えません。

エルドアン大統領の地震発生後の
第一声は「これは運命だ!」のようなことを
言ったらしい。
馬鹿らしい!何が”運命だ””宿命”だ
責任逃れも甚だしい。

耐震基準がありながら、建築業者が金を払えば
免除され、チェック機関がありながら
ここも賄賂の実態があり、また20年程前の地震以後
地震税を徴収しておきながら
その使い道は明らかにされていず。
今回の地震で建築業者を逮捕したらしいが
責任の矛先を業者に向けて
自分の責任を逃れるつもりなのか・・・・


今度の地震は天災ではありますが
人災の部分が大いにあります。
そしてエルドアン大統領の責任も
逃れようがありません。
強権で国際政治をかき回す目立ちたがりの独裁者
というイメージがぬぐい切れないエルドアン大統領。
ロシアのプーチン大統領、中国の習近平と同じく
一人の人間が長く政権の座につくと
数々の弊害が出てきます。
”当たり前”が焼けた餅のように膨れ上がると
錯覚や抑えきれない欲望に、支配されるようになります。

エルドアン大統領には
5月の大統領選挙で、国民の審判が下ります。


そんなトルコですが
丁度10年前に訪れて、多様性のある数々の観光地は
それは魅力いっぱいでした。


美しいモスク



おっさん2垂涎のスイーツ


エーゲ海の夕陽


パムッカレの温泉


紀元前の遺跡エフェソス


ドライフルーツなど美味しい。


ビッフェ方式の朝食です。


奇岩のカッパドキア


カッパドキアの空に舞う無数の気球


乗りました~
が、今は怖くてもう乗りたくありません。


チューリップはトルコの国花




サフランボルの街


町の屋台、何を売っていたかなあ・・・


親日国で、観光地を歩いていると
「コンニチワ」と声をかけてきますし
遠足だか、修学旅行だかの女学生に取り囲まれ
記念写真をお願いされました。

トルコが親日国なのは
明治の頃に、和歌山県沖で座礁したトルコ軍艦の
乗組員を、串本町の住民が助け
このことがトルコの学校の教科書に載り
国民が日本に親しみを持ってくれる
礎になっています。


大きな地震に見舞われたトルコに
手を差し伸べて、少しでも勇気づけたいですね。


今日も来てくださってありがとうございます。





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