夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

植物からの贈りもの"カカオ”

2021年03月21日 20時43分35秒 | 牧野植物園


20日に牧野植物園で行われた
本で巡る世界の旅
「植物からの贈りもの"カカオ”」

講師:藤川 和美さん(牧野植物園 研究員)



受付では


牧野植物園のパスポートを頂き


旅券に入国スタンプと
CACAOのスタンプも押していただき
帰りには出国スタンプを・・・・・



童心にかえって嬉しくなりました。






右の植物図は牧野富太郎博士が描いたものです。


果実になる確率は5%以下です。




カカオ豆はコートダジュールやガーナ
などアフリカでの生産が多い。


カカオノキの原産地はアマゾン源流域。


飲み物と小さなチョコレートを
頂きながら、講義は続きます。


このチョコレートは
高知県佐川町にあるポワリエ・ショコラという
小さなチョコレート工房のものです。
ベルギー、フランス、東京で経験を積んだ
ショコラティエが作っております。
小さな片田舎のチョコレート工房で
つくったものですが
美味しさはGODIVAに負けません。



神の食べものとしての神秘性とパワー
カカオはラテン語で「神々の食物」という意味がある



ショコアトル
すりつぶしたカカオ豆に湯(水)を入れ
粘りけのあるものを加えて飲む






発酵させていたなんて意外!









カカオと児童労働問題

コートダジュールだけで約13万人の子供が農園
での労働に従事していますが、そのなかには
他国から誘拐されて、奴隷として売られて
強制的に働かされているという現実があります。

そのことが公になり
2001年チョコレート製造協会が
カカオ農場から児童労働をなくす目的で
「ハーキン・エンゲル議定書」を締結しました。
しかしその後も児童労働は続いている現状があります。

日本が多くのカカオを輸入するガーナの
子供たちへの支援につなげる
しあわせへのチョコレート」プロジェクト
を2009年から行っています。
美味しいチョコレートを食べるときの
しあわせの元には、カカオを作る子供たちが
いることを知り、その子供たちもしあわせであれと、
みんなが認識を新たにしてほしいと思います。


講義が終わって
嬉しいプレゼントがありました。




このトートバッグと薬用植物の本です。

無料で講義を受けて
このようなプレゼントまで・・・・
益々牧野植物園の強烈なファンになりました。



🌸🦋・・・・マイガーデン・・・・🐓🌷



ストック・ピンクメイ
ピンク色になってきました。


満開だった桃の花も
昨夜の激しい雨で無くなってしまいました。
でも


裏山の桜はこれからです。



今日も来てくださってありがとうございます。