「ラッキー!」「ハッピー!」「オッケー!」

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初めてのバリその3

2006-02-03 | バリ
こんにちは、サニーです。


ようやくたどり着いたバリ。


しかし、初めてのことゆえ、ホテル以外にも失敗はまだあったのです。

それは、日帰りジョグジャカルタ行きをオプショナルツアーとして

申し込んでいたことでした。


せっかく、バリまで来たんだもん。

隣りの島まで飛んで、遺跡を見に行こうということで

ボロブドゥールとプランバナンの遺跡にでかけました。

が、暑い!ものすごい暑さの上、日差しをさえぎるものが

遺跡までの道のり、何もなかったんです。

延々と歩き、そして、上る。

壁面に描かれたレリーフのストーリーも半分ほどたつと

暑さゆえにぼ~っと聞いているだけでした。


この暑さ、

「あ~、暑かったね」ですめばよかったのですが、

母だけはそうではなかったようです。


当時、まだ50代ですし、けっして病弱というわけでもなかったのですが、

体調はそのときはよくなかったんでしょう。


しかも次の日になると下痢が追い討ちをかけて、、、。


このバリの時、母は相当参ったそうです。

でも、すごいなあと思うのは

その後、自分から海外に行きたいと思うようになったとき

まず、改善したのが食事だと言っていました。

あの頃の母は、多少偏食気味でした。油っぽい食事がだめ。

にんにくがだめ、など。

なんでも食べられるようになって、どこにでも出かけられる

体になりたいと思って自分を変えていったそうです。

その後、夫婦2人でアルプスをハイキングしたり、

万里の長城を歩いてきたり、

エジプトのピラミッドを見にでかけるようになりました。


「もう2度とバリはいい」と言ってた母ですが、

そのときの経験が母を強くし、

さまざまな国へでかけて異文化に触れるチャンスを与えてくれた、

とも言えないではありません。

その母も同じ場所に何回も行っているのは、やはりバリなのです。



私たちが惹かれたもの。



それは、人かもしれません。

「おかえり」といって出迎えてくれる人たちがいるから、

それを聞きたくって、今もバリにでかけるのかもしれません。

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