「ラッキー!」「ハッピー!」「オッケー!」

毎日「ついてる♪ついてる♪」って思うようにしています。みんなの一日も、ラッキーでハッピーな一日でありますように。

子供の歌舞伎

2006-02-23 | 勇気づけ
こんにちは、サニーです。


昨日私は、子供の歌舞伎を見に出かけました。
知人の子供(Tくん)がオーディションに合格して
その舞台を見にいったんです。


歌舞伎って、世襲制では?と思っていたのですが、
実は昭和36年までは、実力があれば家柄に関係なく
歌舞伎が出来たそうです。
相撲は、今でも実力があれば誰にでもできますから
歌舞伎も以前はそうだったということでしょうか?


日本伝統芸能振興会が、子どもたちに本物の歌舞伎公演をと
企画したそうですが、
背景には、一般の子どもたちが、日本の伝統芸能である
歌舞伎を体験することで、日本の文化を理解し、
広めたいということがあるようです。

実は私、恥ずかしながら
オペラを見たことがあっても歌舞伎はありませんでした。

去年から、日本の文化について興味を持つように
なり、着付けを習ったり、日本語のルーツの本を
読んだりはしていましたが。

ですから、ちょうどいい機会だと思って
見に出かけたんです。

驚きました。

大人が演じている歌舞伎を数分程度
テレビでみたことはありますが、
そのときは、あまり感じなかったんですけど、
歌舞伎って、本当に動かない間が多いです。

昨日の舞台で演じているのは、だいたいどの演目も
複数の人数で、
その相手がセリフを言っている間は、
微動だにしないんですね。



Tくんも、椅子に座っていることが多いのですが、
頭も体も動かさず、足を動かさず、、
顔をさわらず、衣装をいじらず、
そして何より驚くのが、
キョロキョロしないで、視線を動かさず。

それが、かなりの時間なのです。

Tくんの役は、平たく言えば家来の役なので
出ずっぱりなのですが、セリフは少ない。
舞台にいる時間は長いのですが、
まるで蝋人形のように動きません。

我が家も似た年齢の子供がいるので
わかりますが、
こういう経験って普段ないですから、
これこそ、お稽古の賜物だと思います。

視線、目線、手足の動きで
感情を表現できることを
改めて認識しました。

最初の演目が始まったとき、学芸会のノリかしらって
思ってましたが、
いいえ、いいえ、
りっぱに演じていました。

だって、現に私は
歌舞伎に興味をもつことが
できたのですから。

次は、いつも誘ってくれている
友達と
本当に歌舞伎座にでかけて
みようと思います。





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