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思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

大学祭

2005年11月04日 | Weblog
近所に専門大学がある。
昨日、大学の吹奏楽隊らしき10人ほどが宣伝のためマーチを吹奏し街の中を行進していた。
いって見ようと思い立って、いままで行ってきた。

お粗末~。
やたらに屋台が多くて、殆どの通路が屋台のテントで埋め尽くされている。
ラーメン、イカ焼き、たこ焼きの類だ。屋台祭りか。
展示の催しも何箇所かの教室を使ってパラパラと行われている。
訪れる人も殆どいない状況で閑散としている。
「他に展示している場所は?」と聞いても「さあ」と返事も頼りない。
あまりやる気はなさそう。

幼稚幼稚、大学とは思えない。
イラストを描いて展示してあったり、「少年犯罪を考える」とかいうのもあったが中学生のほうがまだまし、という感じ。
専門大学なんだから専門分野を扱った何か面白いものを期待したが全然期待はずれ。
詩集とか、小説なんてのもあったが通りすがりで読めるわけ無い。
「アンケートお願いしま~す」という。
「うるせ~」と思う。

行かなきゃ良かった。
無駄な時間だった。
それにしても専門大学ってこんなの。結構有名なのに。

紅葉

2005年11月04日 | Weblog
紅葉の季節だ。
子供の頃から山の近くで過ごしていたので、わざわざ紅葉狩りとかの気分は持たない。見りゃ美しいが、それほどとは思わない。

しかし、
京都の寺社で見た紅葉の美しさには驚いた。
巧に仕組まれた美しさだ。
自然の色を巧に利用した人口の美だ。
これぞ美の極致と思うほどだ。
何百年の歴史に育まれた自然の造形の美を見ることが出来る。

ここ数年行ってないけど。
居ながらにしてそれを楽しめる京都人は羨ましい。

当麻寺と二上山

2005年11月04日 | Weblog
先月、古今集講座を休んでしまった。
日程表に記載していたのに、その日はボーツと過ごして気がつかなかった。
その担当者から電話があって、今月下旬に奈良県の当麻寺と二上山に野外講習がありますが参加されますかという用件だ。

奈良はそこそこ通ったので大抵のところは行ったつもりだが、そこは行ったことが無い。二上山と言うからには山の上に当麻寺があるのかと思って断ろうかと思った。登り坂を延々と登るのは大の苦手だ。
しかし、車椅子の講師も参加すると聞いて安心、参加することにした。

ネットで調べたら奈良県のはずれにあるが、交通の便は良さそうだ。
最寄の駅からも10分程度と出ていた。
電車で行くのか、貸し切りバスかも未定のようだ。
建立はかなり古くて平安よりもはるか以前、国宝に指定されている建造物も多い。
古今集との関連は分からないが、誰か歌人が二上山を背景にそのあたりの風景を歌に詠み込んでいるのだろう。

中将姫の像とかが有名と出ているが、何のことか。民話の中の人物みたいだが。

紅葉にあわせての散策かな。

臥薪嘗胆

2005年11月04日 | Weblog
今朝の新聞に「臥薪嘗胆」の4文字が踊っていた。
女房に「この意味知ってる?」と聞いたら、昔テストによく出たから読み方は知ってるけど意味は分からん、という。

私もよくは知らないが、薪の上に臥して胆を嘗める、だから何となく苦しんでいる様子は分かる。

中国の史記に出てくる復讐心を表現した言葉である。
復讐の誓いを忘れないために、薪の寝床で体を痛めつけ、獣の苦い胆を干して吊るしそれを嘗めて決心が鈍らないようにする。そして遂に復讐を成し遂げる。
艱難辛苦して志を成し遂げる意味だ。
悔しさをバネに、とよく言われるそれだ。

岩窟王のモンテクリスト伯を思い出す。

私はずっとそういう人生に憧れてきたが、それは起こらない。飽きやすく淡白、何が何でもという気概に欠ける人生だ。楽なほう楽なほうと選んでしまう。

新聞の報道は離島の野球部を甲子園に立たせるための監督の苦労話。臥薪嘗胆のうえ春の選抜で初の甲子園出場が確定したらしい。
夢は実現する、の言葉が似合う。