新規開拓で苦労する飛び込み訪問ですが、
そんな時に使える「ちょっとしたコツ」を
ご紹介したいと思います。
通常、個人宅などへ訪問すると
「今忙しいので、」
「必要ありませんので・・・」
と、言ったように
簡単に断わられることが多い訳ですが、
何とか攻略しないと先に進みませんよね。
そこで、
相手の意識を変える工夫です。
その工夫と言うのが、
経費のかからない粗品を用意して
相手に手渡すようにすることです。
実際に現場の再現をして見ましょう。
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インターホンを押します。
ピンポ~ン・・・
奥様「はい?」
営業「お世話になります。
( )会社の( )と言いまして、
××地区にお住まいの皆様に、
( )について簡単な確認作業をしていたんですね。
すぐ終わる作業ですので、お返しに
ご家庭でも使える粗品を差し上げておりましたので、
ちょっとだけお願いしまーす。」
ガチャ、(ドアが開く音)
奥様「はい、なんですか? 」
営業「お世話になります。
( )会社の( )と言います。
どうぞ、お受け取り下さい。粗品です。」
奥様「あっ、はい、すいません・・」
営業「ありがとうございます。 ←感謝の言葉を入れると印象が良くなります。
今、( )について
簡単な確認作業をしていたんですが、
奥様の家ではご利用になったことは
ありませんか?」
奥様「いえ、うちでは無いですね。」
営業「そうですか、
ありがとうございます。 ←感謝の言葉を入れると印象が良くなります。
では、( )について
今後、条件が合えば使って見たい
と言うことはありますか? 」
奥様「いえ、今のところは無いですね。」
営業「そうですか、
ありがとうございます。 ←感謝の言葉を入れると印象が良くなります。
では、次に( )についてなんですが、
・・・・・・・・・・・・ 」
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【 説 明 】
人は物をもらうとお返しをしないといけない、
と言う「心理的借り」見たいな気持ちになりますから、
その気持ちを利用した工夫です。
今回で言えば、
先に粗品を手渡すことによって、
「貰ってしまったので何か答えないといけない、」
と言う心理状態になっていますから、
ある程度の会話を続けることも可能になります。
ちょっとした工夫で会話が続くのなら、
いろいろと試して見る価値はありますよね。
あなたの健闘をお祈り致します。
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