bikepit saito

自転車屋の日々

トラコンプリング交換

2015-01-22 13:45:00 | 自転車
【R-SYS SLR】(キシリウムSLR等)のトラコンプリング交換等の手順をUPしてみるよ。




外さなくても出来るけど、外した方が作業しやすいのでスプロケットは外しちゃいましょう。




写真が前後しますが、次に反スプロケット側の玉当たり調整用のフタも外しました。
付けたままでも作業出来ますが。
そのフタみたいのを外す時は、シマノで言う所のロックナットに当たる部分も先に外さなくてはいけません。引っ張れば外れます。




左側の玉当たり調整用のフタみたいのを外すと、ほら、トラコンプリングが見えましたね。




トラコンプリングを交換する前に、スプロケットボディをきれいにしておこうかな。




ハブ軸の左右から5ミリの六角レンチを挿して左に回せば、ハブ軸が外れます。(右上のが右側シャフト、左下のが左側シャフト。)




スプロケットボディを引き抜くとワッシャー1枚と爪2ヶ、それと爪に付随する小さなスプリングが外れるから、無くさないように注意しましょうね。




奥からゴムシールを取り出します。
再利用出来そうな時は傷を付けないように丁寧に取り出しましょう。
取り付ける時は裏表に注意。

このスプロケットボディ奥にあるあのゴムシールが乾燥したり汚れてくると、滑りが悪くなってチェーンやクランクの供回り症状を引き起こします。




さて、トラコンプリング交換に戻ります。
リングの上に専用の工具を置いてマイナスドライバーでこじって外します。工具の裏表に注意。




テコの原理で軽く外せます。専用工具を使えばハブに傷を付ける心配もありません。




外れました。(写真に撮る前に外してしまいましたが、赤い回り止めが2ヶ入っています。)




これがトラコンプリングのセット内容。




これが古いトラコンプリング。
カーボンスメ[クを支えています。写りが悪くてアレですが、スメ[クを支えている部分の傷が大きくなると異音が発生したりします。




カーボンスメ[ク側の頭も潰れが酷くなっていたら要交換ですが、その基準が曖昧で高いスメ[クなだけに判断が難しいですね。




新しいリングをセットします。
軽く手で押し込んで、専用工具をセットして、ハンマーで360°均等に軽くまんべんなく叩いていきます。




はい、きれいにはまりました。(画像使い回し)
リングの裏表や赤い回り止めの上下や取り付け位置に注意しましょう。




スプロケットボディを戻しましょう。
画像が無いですが、スプロケットボディの内側にも溝三列分くらい専用オイルを垂らしておきます。(右下のワッシャーを忘れずに)




ゴムシールの裏表に気をつけてセットし、小さなスプリングと爪もセットします。
この時に適量、MAVICの専用オイルを塗っておきます。




爪に引っかからないように、軽く回しながらスゥーーっとスプロケットボディを差し込んだら、シャフトを戻してロックします。




ピカピカに磨いておいたスプロケットを取り付けて完成!




そうそう。最後の最後に玉当たり調整も忘れずに。




【R-SYS SLR】(キシリウムSLR等)のトラコンプリング交換、おおまかにはこんな感じです。色々と細かいャCント、コツはありますが、おおまかにはこんな感じです。



入間市のラウンドアバウト

2015-01-22 09:47:00 | 日々のできごと
入間市にも正式に “ラウンドアバウト” が登場しました。

《六道地蔵》


かっこいー!
この青い標識が立っただけでなんだか少しヨーロッパの香りがしますねー。

センターに並んでいるのはお地蔵様だけどね…


“ランナバウト” は耳から聞こえたままを発音した、ネイティブっぽい言い方で、本当は “Roundabout(ラウンドアバウト)” なんですね。