峠おやじの「たわごと」

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核のゴミ、神恵内村も立候補

2020年10月04日 | 時事ネタ
10月2日、北海道後志(しりべし)管内神恵内村(かもえない)議会の総務経済委員会が放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査応募を求める請願を採択しました。

この最終処分場選定の文献調査応募は寿都(すっつ)町の町長が8月に受け入れを表明し、物議をかもしている最中でしたが、神恵内村は村議レベルの委員会で採択されたということですから、何歩も進んだ話です。

北海道新聞によると
神恵内村議会(定数8)は2日午前、全村議で構成する総務経済委員会(本間俊介委員長)を開き、村商工会が村に対して、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査応募を求める請願を採択した。高橋昌幸村長は来週中にも臨時村議会を招集、本会議でも請願が採択されるのは確実で、速やかに応募する意向を表明する見通し。

 請願の件名は「高レベル放射性廃棄物の最終処分にかかる文献調査受け入れに向けた取り組みの促進」。神恵内村は北電泊原発がある同管内泊村に隣接しており、「原子力発電の隣接自治体として原子力との共存共栄の精神を持つ神恵内村が、文献調査に協力することは当然」などとしている。




ここで地理的条件を確認してみます。
先に受け入れ表明をした寿都町は積丹半島の根元にある泊原発に対し、岩内(いわない)町と寿都湾を間に挟んで向き合っています。しかし神恵内村は記事にあるように隣接していて、その言い分は寿都町より勝っています。泊原発の位置は泊村でも岩内町との境付近ですので厳密には岩内町の方が隣接していると言えます。

現在でこそ、積丹半島一周道路(国道229号線、1996年に全通)ができていますが、私が学生のころ1974年に自転車で北海道をまわった時には積丹半島の突端・神威岬から先は道がなく、船で岩内港まで渡らなくてはなりませんでした。問題の神恵内村も後からできた泊原発付近も船から眺めていたわけです。次にキャンピングカーで行った1999年には道路は全通してましたから神威岬を経由し、1989年に運転を開始した原発の前も走ったみたいです。

最初に行った北海道旅行から半世紀近く経つあいだに色々なことが起こっており、本当に隔世の感があります。
しかし、願わくば福島原発のようなことが起こらないことを願うばかりです。

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