電気自動車リーフの急速充電に行く日産自動車の近くにお茶の木公園がある。
早朝、日産の営業開始前などウォーキングしながら充電時間の30分間を過ごすのだが、その途中でもよおしてくることがある。そんなときは岐阜市が設置した小さな公園に行くと、たいていトイレがあるのでよく利用する。くだんのお茶の木公園もそのひとつだ。ここは結構な大木が植わっていて、9月の中ごろからドングリが周りの道に落ちているのが目立つようになった。
そして10月になり、はたと気づくと低木の中に白い花が咲いているのを発見した。椿やサザンカのような花である。
「おお、これはお茶の花ではないか!」
お茶の木公園にお茶の花。
いや、お茶の木公園にお茶の木が植えてあるってのが面白いではないか!
飲むお茶はこの木の若葉を摘み取って、揉んだり乾燥したりしてお茶にするわけだ。
岐阜市内の郊外とはいえ、住宅地の真ん中にこういう植栽を見つけると嬉しくなるねえ。