峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

パリ・ブレスト

2015年07月23日 | 自転車
:今朝の朝ドラでようやく「パリ・ブレスト」が出てきた。

フランスの磁器メーカーとのコラボを断られそうになったシーンでヒロインがケーキを作った。そして言うには
『「パリ・ブレスト」です。自転車レースの盛んなフランスの自転車レースを記念してつくられたお菓子です。』
思わず、ぶっ飛び!そういえば今週のお題は「究極選択パリ・ブレスト」だったわ!



「究極選択」はわかるよ!フランス行きと能登の間で揺れ動くヒロインってな話の流れだったからね。でも、なんでそこに自転車レースがらみの「パリ・ブレスト・パリ (Paris-Brest-Paris, PBP) 」が出てくるのかが不思議だった。やっとわかった。しかもツール・ド・フランス開催中にぶつけてくるとはやるじゃん\(^O^)/

さらにヒロインが言う、
『自転車の車輪の形をとしとるやろ。』
『おお』
『日本とフランスの出会いを記念して作ってみました。』
なるほど、シューの上にかけられた紅白の砂糖?は日本を表しているのだろう。丸いし。あとここに青色が入ったらフランス国旗だったんだがなあ!惜しい(^^;) 青いシューなんてのは気持ち悪くてダメか?

ちなみに「パリ・ブレスト・パリ (Paris-Brest-Paris, PBP) 」とは
フランスのパリからブレストまで往復する1,200キロのサイクリングイベント。1891年に最初に開催され、定期的に行われている世界最古の自転車イベント。開始当初はプロ・ロードレースだったが、1951年大会を最後に、以降は一般サイクリストによる90時間制限のラリーになった。ブルベの最高峰とされ、パリ・ブレスト・パリの走行は多くのサイクリストの目標となっている。

この競技の開催を記念して、シュー菓子の「パリ・ブレスト」が創作された。この菓子はその外見を自転車の車輪に見立て、ドーナツの様な円環型に形作られている。大きさは決められていない。日本では英語とフランス語の合成語である「リングシュー」の名前で呼ばれることもある。

PBPには、ブルベとオダックスの2種類がある。
ブルベ
サイクリストは個々人で走行する。4年毎に開催され、主催者はオダックス・クラブ・パリジャン(Audax Club Parisien)。参加資格は直前までに母国のオダックスクラブから「シューペル・ランドヌール」の称号を受けていること(200キロ、300キロ、400キロ、600キロのブルベシリーズを同一年に完走)。
オダックス
サイクリストは集団走行する。5年毎に開催され、主催者はフランスオダックス連盟 (Union des Audax Françaises)。

参加者は沿道の店やチェックポイントで補給を行うが、自動車からの補給はチェックポイント以外では禁じられている。走行は数日間に及ぶため、チェックポイントや沿道で仮眠を取りながら走行する。

2007年のPBPは、50年来の悪天候に見舞われ、27%の参加者が完走できなかった。2011年では19%である。例年は、完走できない参加者は10~15%である。


ということで、ブルベは日本でも行われていて、私もその前身「ルートN」に2回(木之元-池田豊橋-糸魚川)参加したことがある。

自転車レースが一般的ではなかった日本で「パリ・ブレスト」は通じなかったかもしれないけれど、サイクリストだけは「リングシュー」じゃなく「パリ・ブレスト」って言おうよ。かっこいいじゃない。その方が。

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コメント (2)
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