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【福島民報/ニュース】高濃度地区の避難を提案 飯舘村に後方支援チーム  

2011年04月06日 00時56分03秒 | 各地のニュース
福島民放HPより
高濃度地区の避難を提案 飯舘村に後方支援チーム  
 福島県飯舘村に原発災害などの助言を行っている村後方支援チーム(代表・糸長浩司日本大生物資源科学部教授)は4日、村に「土壌放射線の高濃度地区住民は当面、低濃度地区に避難する」など4項目を提案した。
 村は、3歳未満の乳幼児、妊婦の希望者を村外の旅館などに1カ月程度避難させるほか、南部の比曽、蕨平、長泥の3行政区の希望者を役場そばの村活性化センターなどに避難させる方針。6日に開く村議会災害特別委員会で承認を得る。
 支援チームは3月28、29の両日、飯舘村周辺放射能汚染調査チーム(代表・今中哲二京都大原子炉実験所助教)の協力で村内を調査した。村南部に放射線の高い地点が集中、比曽地区の畑では毎時30マイクロシーベルトだった。90日間の積算被ばく量は、原子力安全委員会が定める「コンクリートの屋内に退避するか避難すること」とされる90マイクロシーベルトを予想している。

支援チームの提案は
(1)道路・建物敷地での徹底的な除染を国または県に要請する
(2)南部の土壌放射能の高い地域住民は村外、村内の比較的濃度の低い地区に当面避難する
(3)子ども・妊婦は村外避難が望ましいが、最低でもコンクリート建物内に避難する
(4)屋外での農作業などは極力控える-としている。

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