東京災害支援ネット(とすねっと)

~おもに東京都内で東日本太平洋沖地震の被災者・東京電力福島第一原発事故による避難者支援をおこなっています~

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【集会宣言】8・7東京フォーラム「東京に避難してきた子どもたちを支える」

2011年08月07日 19時31分54秒 | こども

 8・7東京フォーラム「東京に避難してきた子どもたちを支える」は、156名(大人147名、子ども9名)にご来場いただき、以下のとおり、集会宣言が採択されました。

集会宣言

 

 いま、東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故により、避難を余儀なくされ多くの子どもたちが東京で生活をしています。

 ふるさとにいつ帰れるかわからない、

 避難生活、二重生活で家計が圧迫される、

 家族が別々に生活をする、

 そういった中で、避難してきた子どもたちは、避難所から公営住宅や旅館に移り、あるいは自らアパートを借りたり、親戚の家で生活をしたりしています。

 公営住宅には入れたけれど、先の見通しも立たず少しでも節約しようと段ボール箱をテーブルにして食事をしたり、段ボール箱を机にして子どもが勉強したりしている家族もあります。

 また、避難所から公営住宅に移ったことで、これまであった避難所のコミュニティもなくなり、孤独な生活に精神的にも追い詰められつつあります。

 子どもたち、そしてその養育者たちは、余儀なくされた新しい生活のなか、だれに相談していいのか、どのように生活していけばいいのか、その道しるべもないまま不安で孤独な生活を強いられています。

 それを少しでも緩和すべく、わたしたち子どもの支援に関わる支援者、支援団体が、東京に避難してきた子どもたち、そしてその養育者に対する支援を充実させ、連携していく必要があります。

 また、東京には乳幼児を含めると少なくとも2000人の子どもたちが避難していると推測されます。行政と連携して避難している子どもたちの情報を集約し、心理や福祉の専門家が連携を図りながら、継続的に相談支援を行う場、それらの者が民間支援につなげていく場、避難している子どもたちやその養育者が安心できる場を構築することが必要です。すでに被災3県では、被災した子どもたちのためにそのような支援の場がつくられつつあります。

 東京にも多数の子どもたちが避難していることからすれば、そのような支援の場が作られなければなりません。

そこで、わたしたちは、自ら支援を充実させ、諸団体と連携していくとともに、東京都に対し、安心こども基金を活用し、公的サービス・民間支援を活用できるようにするべく、東京に避難してきた子どもたち及びその養育者のために、心理や福祉の専門家によって構成され、子どもたちや養育者が気軽に立ち寄れる公的な支援センターを創設することを求めます。

 

201187

8・7東京フォーラム「東京に避難してきた子どもたちを支える」参加者一同

 


【フローレンス/無償保育】東京に避難している子どもの一時保育

2011年07月21日 11時59分57秒 | こども

NPO法人フローレンスさんが、無償一時保育を始めました。以下は、フローレンスさんのホームページからです。

2011年07月18日

被災地支援】被災地から東京に避難されている子育て家庭への、無償一時保育を始めました。

【文責:被災地支援事業部】

 

東日本大震災による被災地から東京への避難者数は約7,000人。フローレンスは、そんな避難家庭への一時保育サポートに取り組み始めました。

慣れない東京で仕事を探したり、就職のための講習を受けたりしたいが、その間、子どもを見てくれる人がいない。そんな避難者の方々のために、病児保育の経験を生かし一時保育を無料で行います。

 

きっかけは、千代田区社会福祉協議会からのご紹介。福島から東京に避難していらしたご家族のお子様(3姉妹)の定期的な一時保育を7月初旬に行い始めました。

 

このご家族は、お母様とお子様だけが東京に避難され、お父様は地元に残り仕事を続けていらっしゃるため、一家が離れて暮らしています。東京に避難してからも、一時避難所には滞在期限があるため、都内各所を転々とする落ち着かない毎日。現在は某ホテルに滞在していますが、ここもあと2週間で別の場所に移ることになります。

 

保育当日は、朝9時より保育者2名を滞在先に派遣。午前中、部屋で工作をしたあとは、近所の小学校で暑いのも忘れて一輪車で夢中で遊びました。午後は、同じホテルに避難しているお友達と部屋で劇をしたり、トランプをしたり。

 

七夕で短冊を書いたという話になったときのこと。2番目のお子様がひときわ大きな声で、「早く家族5人が一緒に過ごせますように、って書いたの」。また、一番下のお子様のお昼寝の時にカーテンを閉めたところ、「暗い所は怖いからカーテンを閉めないで!」。ちょっとした一言に子どもの心の傷が垣間見えます。

 

お母様は18時に帰宅。長時間の保育でしたが、無事終了しました。1日を終え保育者は、「我慢を強いられる毎日で、小さいながらもストレスが積み重なっているだろうから、まずは気持ちを受け止めることを大切にし、不安感を緩和できれば」と、話していました。終了時に子どもたちが、「帰っちゃいやだー!」と駄々をこねていたところをみると、保育者の気持ちは伝わっていたようです。

 

2回目以降の保育は、別の避難所に引っ越してからとなり、子どもたちに過度な負担がかからないかが心配されますが、今回と同じ保育者が伺うことで、ひとときでも楽しく過ごしてもらえたらと願っています。

 

フローレンスの専門は病児保育ですが、今後も被災した子どもたちの心に寄り添う一時保育を一定期間の間、広げていくつもりです。一時保育を必要とされている被災者の方(23区内滞在)は、フローレンス事務局までご連絡下さい。

 

●連絡先

NPO法人フローレンス

メールアドレス:info[at]florence.or.jp

件名:「避難家庭保育サポート希望」

本文中に必要な情報

①お名前

②連絡先電話番号

③保育を必要とする子どもの名前と年齢

④保育希望日・希望時間

⑤現在滞在中の場所

⑥保育を必要とする理由


【文科省/子ども】リフレッシュ・キャンプを実施

2011年06月19日 21時56分16秒 | こども

申し込み方法や問い合わせ先は掲載されていませんでした。

 

 平成23年6月17日

  被災地の子ども達の心身の健康及びリフレッシュを図るための文部科学省の取組について
            

 文部科学省では、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故により大きな影響を受けた
被災地の子ども達の心身の健康及びリフレッシュを図るため、一定期間、自然体験活動等を行うことがで
きる機会を提供する「リフレッシュ・キャンプ」を実施するとともに、「子どもの学び支援ポータルサイト」にお
いて、地方自治体や民間団体等が実施する同様の取組について、情報提供及びマッチングを支援するこ
とを決定しましたので、お知らせします。


<(独)国立青少年教育振興機構が実施する事業>
 ○ リフレッシュ・キャンプ
  (1)実施期間:平成23年7月20日~8月31日の期間中、一人3泊4日程度
  (2)対象:福島県内の小中学生
  (3)受入施設:①国立磐梯(ばんだい)青少年交流の家
                        (所在地:福島県耶麻郡猪苗代町五輪原(やまぐんいなわしろまちごりんぱら)7136-1)
          ②国立那須甲子(なすかし)青少年自然の家  
                        (所在地:福島県西白河郡西郷村大字真船字村火(にししらかわぐんにしごうむらおおあざま
          ふねあざむらび)6-1)
  (4)募集定員:計5,000人程度
  (5)プログラム:①外遊び・スポーツ(水泳、サッカー等)
                        ②自然体験活動(登山、ハイキング等)
  (6)費用:原則無料
  
<地方自治体や民間団体等が実施する取組への支援>
 ○ 「子どもの学び支援ポータルサイト」における情報提供
  「子どもの学び支援ポータルサイト」(http://manabishien.mext.go.jp/)を活用して情報提供を行うこと
により、マッチングを支援することを予定。
    (1)地方自治体が実施する取組
    (2)国公立青少年教育施設や民間の青少年教育団体等が実施する取組


【いわきJC】週末疎開支援~週末は思いっきり野外活動

2011年06月16日 00時28分59秒 | こども

いわき民報によれば、10月まで第2、第4日曜日に開催するようです。

【いわきJC】週末疎開支援~週末は思いっきり野外活動

1回

名  称 さくらんぼ狩り・山形

 

日  程 平成23年6月26日(日)

 

場  所 山形県寒河江市

 

対 象 者 いわき市在住の小学生以下子供とご家族

 

料  金       大 人 2,200円

           中学生 1,700円

           小学生 1,100円

     3歳以上小学生未満   500円

    (さくらんぼ狩りの金額も含まれております)

 

定  員 80

 

間 6月16日(木)正午 ~6月22日(水)16時

     定員に達した時点で締め切らせて頂きます。

 

お申込方法 下記の申込用紙をダウンロードし、ご記入の上、

      メール又はFAXでいわき青年会議所へお送り下さい。

↓詳しくは各種用紙をダウンロード願います。↓

 

チラシダウンロード【PDF文章 720KB】

 

開催要項ダウンロード【Word文章 28.6KB】

 

申込用紙ダウンロード【Excel文章34.3KB

 

 

お問合わせ (社)いわき青年会議所事務局 TEL:24-0780

     【連絡可能時間:月~金 10:00~16:00】


【出産費用】出産育児一時金の直接支払制度の活用

2011年04月18日 01時21分36秒 | こども

出産育児一時金の直接支払制度の活用

 

※妊娠中の被災者の方への出産費用の対応として、出産育児一時金の直接支払制度の活用があります。
  出産育児一時金制度とは、健康保険法等に基づく保険給付として、健康保険や国民健康保険などの被保険者またはその被扶養者が出産したとき、出産に要する経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度です。
  支給額は42万円です。(在胎週数が22週に達していないなど、産科医療補償制度加算対象出産ではない場合は39万円になります。)
  出産育児一時金には、請求と受け取りを、妊婦などに代わって医療機関が行う直接支払制度があります。出産育児一時金が医療機関等へ直接支給されるため、退院時に窓口で出産費用を全額支払う必要がなくなります。(そのほかに、同様の制度として受取代理制度があります。)
 直接支払制度(または受取代理制度)を導入するかどうかは、医療機関の選択となります。ですから、どの医療機関で直接支払制度(または受取代理制度)が利用できるかは、避難先の自治体の保健所(母子保健係)にご相談ください。
※なお、保険証がなくても、必要な事項について医療機関に説明すれば、直接支払制度は利用できます。

 


(参考)【厚生労働相】平成23年4月以降の出産育児一時金制度について


(参考)【報道】保険者の出産育児一時金支払額で通知-震災受け厚労省

 


【こども/手引き】「社会的養護における災害時『子どもの心のケア』手引き(施設ケアワーカーのために)」

2011年04月05日 13時29分33秒 | こども

日本子ども虐待防止学会HPより

日本子ども虐待防止学会社会的養護ワーキンググループが
「社会的養護における災害時『子どもの心のケア』手引き(施設ケアワーカーのために)」を公開しています。被災した子どもたちのための支援、相談、ケア、ボランティア活動にかかわる方すべての方に役立つ内容になっています。とすねっと資料室からもご覧頂けます。データが重いのでダウンロードに時間がかかるかもしれません、ご了承ください。

「社会的養護における災害時『子どもの心のケア』手引き(施設ケアワーカーのために)」#もくじ
1. ケアワーカーのみなさんに起きていること
2. 災害時の子どもの反応
3. 子どもへの初期対応
4. 子どもへの中長期的な対応
5. 保護者・家族との調整
6. 家族を亡くした子どもへの対応


【こども/心のケア】リーフレット「子どもの心のケアのために」(社団法人日本小児科医会)

2011年04月03日 17時45分10秒 | こども
社団法人日本小児科医会のHPより

子どものPTSDに関するリーフレット『子どもの心のケアのために』

自然災害や人的災害に巻きこまれたときにいち早く『発達途上にある子ども』という視点で、周囲の大人が対応することが子どもたちの心のケアが必要です。
日本小児科医会が平成19年に発行した子どものPTSDに関するリーフレット『子どもの心のケアのために』をご活用ください。
http://jpa.umin.jp/kokoro.html 
※上記URLから閲覧、ダウンロードが可能になっています

子どもの年齢を幼児期、小学生、中・高校生と分けて子どものサインのチェックシート、大人にできる支援を見開きにしてあります。コピーして自由に使えます。
被災地の子どもたちだけでなく、友人や親戚が東北にいる、震災とは全然無関係だけど毎日の報道で不安になっている子どもたちにも有効な内容です。

「子どもの心」対策部担当理事 内海裕美
平成19年4月

PTSDに関するリーフレット
※中国語訳もあります。必要な場合は事務局にご連絡下さい

書籍のお申し込み

とすねっと編著『3.11 福島から東京へ』を、郵送にて販売しています。 ご希望の方は、以下のFAX番号もしくはメールアドレスにご注文ください。 FAX:03-3598-0445 mail:tossnet311@gmail.com 記入事項:ご氏名、郵送先のご住所、ご注文刷数 【料金】 一冊1,945円(書籍1,785円+郵送料160円) 【お振込先】 ○三井住友銀行赤羽支店 普通3980338  名義:東京災害支援ネット 会計 小林美咲 ○郵便振替口座 00160-7-672260  名義:東京災害支援ネット(とすねっと)