Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

堂島サンボア、蜃気楼の先のバー

2008-04-25 23:02:21 | Weblog
仕事が順調に行っているのか、どこかで滞っているのかわからんが、ジュンク堂がやっている時間に帰れたので、ジュンク堂で本を買って帰る。
で、久しぶりなので、ジュンク堂裏のサンボアに行く。もう20年ぶりになる。
ちょっと、期待に胸が高鳴っていたのだ。ドアを開けるまでは。そこは、大人の世界。背広を着た大人がカウンターに鈴なりに、雀が送電線にとまるように、並んで飲んでいた記憶があった。そして、そこで飲んだ酒もまあ、おいしいものだったような気がする。
で、20年後にドアを開ければ、まず気になったのが、カウンターの対面にあるテーブル席に、小さなテーブル席にふんぞり返っている常連の姿。そして、カウンターの端で飲んでいる広告代理店の爺さんとすこしとうのたったお嬢さん。
おれはジントニックとハーパーのソーダ割り。ジントニックはゆるかった。ハーパーのソーダ割りも同じく。で、2杯飲んで2200円。立ち呑みでこれじゃ、客はつかんでしょう。はっきりいってジントニックはライブ8のほうが2段階上でうまい。ハーパーのソーダ割りも、なんやろねえ、フィクションでのんだあのふんわり甘い味わいが、いまだにどこでも飲めない。単純に濃さなら、立山のほうがそら、あんた、飲んでみいや。今のところ、サンボアで一番おいしいジントニは、梅田食道街の店のんだろねえ。あの一番偉そうにしていないバーテンダーさんの酒、である。
ま、そんな気分だったんで、ほんだに寄った。プレミアムモルツとかつおの角煮。で、760円。これでぐっすり寝れるってもんですよ。

最新の画像もっと見る