大阪市の土地信託事業の一つで、96億円の負債を抱えるミナミ・アメリカ村の複合商業ビル「ビッグステップ」(中央区)の土地、建物が、130億円以上で売却される見通しであることがわかった。 若者向けの衣料店、映画館などが入る同ビルは1993年、市立中学校跡地に開業。テナント収入が低迷し、市は昨年、ほか3か所の土地信託事業とともに民間への売却などを決めた。 ほかの土地信託事業では、オフィスビル「ソーラ新大阪21」(淀川区)が近く入札予定。関西テレビが入居する「キッズパーク」(北区)、負債額が719億円に上る複合ビル「オーク200」(港区)は進展していないという。「オスカードリーム」もとっくにつぶれていたみたい。買いどきでっせ、お客さん!!