Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

犬鳴山は別世界

2007-02-12 23:18:19 | Weblog
仕事の疲れもたまっていたので、欲張ったコースはやめにする。で、温泉もあるので、経塚権現山(犬鳴山)に決めた。
28経塚のへそでもある大和葛城山の南西に位置し、ここら辺の地形を学ぶ意味もあろうかという考えもあった。
JR日根野で降りてバスを待つ。バスは意外と空いていた。終点の犬鳴山で降りて参道を登っていく。
七宝瀧寺の山門をくぐるとそこは別世界。スケールの大きさに驚く。
本道では、燃え上がる護摩の炎の前で一心に読経を唱える僧の後ろ姿に迫力を感じた。男子バレーボールのオリンピックメンバー達もここで合宿をしたことがあったみたいだ。
本堂の奥に行者の滝があり、30円を払ってそばまで行く。
若い男性が行者に手ほどきを受けながら、滝に打たれて修行をしていた。後ろで彼女が見守っていた。
経塚権現山への案内がなかったので、この先かと思いそのまま行くとどうも行場だったようで、えらい険しい道を行った後は車道に出て、少し歩いてこれは間違いであろうと判断し引き返す。
本堂で登山口を聞いてやっと分かった。
本道のちょい下の護摩場にある不動明王像の右横にあったのだが、こりゃわからんで。
登り始めるとなかなかのサバイバルルート。疲れてきたところで、石仏があり励まされる。燈明ガ岳は本当に見晴らしが良く、関空まで見渡せた。
さらに10分ほど登ったところに結界が張ってあり、第8経塚に無事到着。
下山して、犬鳴温泉センターで風呂にはいる。宴会の後始末で店の人は追われていて、風呂だけの客の扱いはぞんざいだが、仕方ないか。ただ、ロッカーは女性用の脱衣所にしかないという事なので、男一人で来た場合はやはり心許ない。もう少しは現代化してほしいものだ。
しかし、風呂の効果は絶大。身も心もさっぱりしてバスに乗れた。