心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

老人徴兵制度

2010-01-08 | Weblog

年末に借りていた本「あげくの果て」曽根圭介著 3編
最初の「熱帯夜」を読んで、非常に面白い構成で興味がわきました。
次は「あげくの果て」
高齢者徴兵制度で高齢者殲滅計画の話。
私は、冗談で「私たち団塊の世代がこの世から去った後はあなたたちにも
きっと幸せな時代がきますよ。それまで頑張ってね」と若者に言っていたが
この本を読んでドキッとしました。
70歳を過ぎたら徴兵検査をし、甲種合格で戦場へ。そして、戦死です。
2年以内に死ぬ人は乙種で戦場へ行かなくてすみます。
もうすぐ死ぬのだからそんなにお金がかからなくて済む。それが理由です。
高齢化社会が進んでいくことを想像すると、無きにしもあらずと思ってしまいます。
最近は、乱読で表題につられて借りることが多い。
曾根圭介の作品は初めて読みました。
1969年生まれの彼らの世代は高齢者に対して
どんな認識をしているのだろう。ふと気になりました。
3作目は「最後の言い訳」でしたが、ゾンビホラーで、
読み始めて受け入れられませんでした。


図書館に本を返して散策。
友人が訪ねてきて久しぶりの談笑なのですが、
近くに航空自衛隊があり、飛行時には電話の声も聞き取れません。
今日も盛んに飛んでいました。



国は防音工事でエアコンを付けてくれていますが・・・・。

コメント
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