心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

朝にうまれ夕べに死す

2012-03-28 | つぶやき
昨日、父の兄嫁(おばさん)は95歳で生涯を終えられました。
また、昨日は、甥っ子に女の子が誕生しました。

「朝にうまれ夕べに死す」

この言葉がふっと浮かんできて・・
少し意味の捉え方は違うけど、何だか言い知れぬ「人生」を感じています。
同じ月に同じ斎場で2人の横たわっている遺骨の姿に永遠の別れであっても
愛する者に送られることは幸せなことであろうと、そこに自分の姿を見る思いでした。

朝の私は夕べの私とは違う・・・。
その間にも成長した私であるように、
どんな時も心だけは健康でありたいと願いつつ・・・。

ところが、最近は後退気味です。
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放蕩息子の帰還

2012-03-17 | つぶやき
彼は、聖書のルカ福音書の中にある「放蕩息子のたとえ」そのものでしたが、
神さまは迷える子羊を探して御国へと引き上げて下さいました。


 突然の出来事にうろたえましたが、彼の最後の言葉は「すまない」でした。
家族に看取られ、心の重荷を下ろしたのでしょう。
穏やかな顔をして眠りつきました。

やっと、仕事再開です。
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あっけなく・・・

2012-03-11 | つぶやき

彼はあっけなくこの世を去りました。

102歳さんが入院をされたので、休息を与えられたのだと喜んだのも束の間・・・。
その翌日には別居中の夫から入院しているとの知らせが入りました。

「何をいまさら・・」ですが・・仕方なく???着替えやら洗面道具を揃えて駆けつけてみると・・・・。

本人は意外とケロッとしているので楽観し、手術後のことなどを考えて、心の準備をしていましたら・・・。
急な発熱で昏睡状態が続き、手術も出来ないまま入院して1週間目にあっけなく旅立ちました。
「決して家族に迷惑を掛けない」とうそぶき、周囲の人には「身寄りはない」と言っていたようで・・・・。

この10日間、現実とは思えないほどの泣き笑い。
決して人に迷惑を掛けないと言うことはあり得ないのに・・・・
何時までも元気で居れないのに・・・・

遺影は家族が一番幸せだった頃・・笑っています。だから、遺影に背を向けて文句言ってます。
色んな思いが去来し、悔しかったり無念に感じたり胸の中がざわめきます。
でも、これも神さまから与えられた賜物です。より家族のきずなを強め支え合っていけるように・・。

この後も彼の後始末に時間を費やすことになります。

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